コストについて
2017年4月25日
Costコストについて

#01家づくりはライフサイクルコストで考えましょう

ライフサイクルコストとは、生涯にわたって必要な費用のことで、
土地、建物、生活維持費、修繕費、解体費までを含めた総額のことを言います。
「家を建てる」という機会が訪れたとき、どうしても「家を建てる費用」のみに目がいってしまいます。
しかし、本当にスタートするのは家が建ってからです。
そのためARCHでは、”ライフサイクル”という大きな枠でコストをとらえ、ランニングコストやメンテナンスコストを抑えた家づくりに取り組んでいます。
建てる前も、建ててからも価値のある住まいをご提案いたします。
#02初期費用だけで考えていませんか?

家づくりでは、イニシャルコスト、ランニングコスト、メンテナンスコストの3つをまとめて考えることが大切です。
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家づくりに必要イニシャルコスト
土地
建物
諸費用
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生活をするために必要ランニングコスト
光熱費
生活維持費
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将来的に必要メンテナンスコスト
設備のフィルタ交換
家電の買換え等
「いくらあれば家を建てられますか?」という質問を受けることがありますが、家を建てるときはイニシャルコストだけを考えていると、その後の生活が成り立たなくなる危険があります。
#03光熱費=生涯ローンと考えましょう

弊社では電気代、ガス代、灯油代などの光熱費を生涯ローンと呼んでいます。
生活するためには少なからずエネルギーを使います。
月1万円の差がローン完済時の35年後には420万円の差になります。
ローン完済後も高い光熱費を払い続ければ、その差はどんどん広がっていきます。
しかも、これからの時代、電気代をはじめあらゆるエネルギーが値上げされていく可能性があります。
そう考えると、できるだけ光熱費がかからない家のほうが、生涯ローンの負担が少なくて済みます。
支払年数 | 月々の光熱費(単位:円) | |||||||||
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6000 | 8000 | 10000 | 12000 | 14000 | 16000 | 18000 | 20000 | 22000 | 24000 | |
1年 | 7.2万 | 9.6万 | 12万 | 14.4万 | 16.8万 | 19.2万 | 21.6万 | 24万 | 26.4万 | 28.8万 |
5年 | 36万 | 48万 | 60万 | 72万 | 84万 | 96万 | 108万 | 120万 | 132万 | 144万 |
10年 | 72万 | 96万 | 120万 | 144万 | 168万 | 192万 | 216万 | 240万 | 264万 | 288万 |
20年 | 144万 | 192万 | 240万 | 288万 | 336万 | 384万 | 432万 | 480万 | 528万 | 576万 |
30年 | 216万 | 288万 | 360万 | 432万 | 504万 | 576万 | 648万 | 720万 | 792万 | 864万 |
35年 | 252万 | 336万 | 420万 | 504万 | 588万 | 672万 | 756万 | 840万 | 924万 | 1千8百万 |
#04メンテナンスコストについての考え方

良い状態で長く住むことを考えるなら、適正な時期にメンテナンスを行うことが大切です。
例えば、外壁や屋根の寿命は10年~15年と言われています。
また、エアコンなどの家電にも寿命があります。数年ごとに買い替えると考えたときの費用を見積もっておくことが必要です。
外壁、屋根、壁紙などはメンテナンス期間の長いもの、メンテナンスフリーの素材を選ぶとコストを抑えることができます。
#05性能の違いがライフサイクルコストに影響する

「イニシャルコストは安いけれど、ランニングコストが高い家」
「イニシャルコストは高いけれど、ランニングコストが安い家」
家にはこの2種類があります。
イニシャルコストの価格だけで比較すると、安いほうがいいと思うかもしれません。
イニシャルコストが安い家は、必要最低限の性能と素材で作られた家です。
断熱性能が低く、エアコンなどの設備に頼らなければ快適な室内環境にならないため光熱費がかさみます。
一方、断熱・気密・換気のバランスが取れた性能のいい家は、少ない光熱費で快適な室内環境に整えるので、月々の光熱費が安くなります。
このことを踏まえてライフサイクルコストを比較すると、イニシャルコストをかけた性能のいい家の方が格段に安くなります。
ARCHでは建ててからずっと快適に暮らして頂ける性能のいい家と、ローン返済後も安心して暮らして頂けるライフサイクルコストをご提案しています。