木材の腐れとシロアリ被害を防ぐ構造材
ハウスガードシステム「緑の柱」

ハウスガードシステム「緑の柱」

新築時の耐震性能を保ち
住む人の命を守る

耐久性に優れた「緑の柱」を用いることで、長期に渡って新築時の耐震性能を保ち、安全を維持します。「緑の柱」は、国産無垢材に木材保存剤を加圧注入し、天然乾燥させた「腐らない木」です。1階から2階まで通る外周部分の通し柱と、1階の筋交や間柱なども「緑の柱」を使います。また、床下にある根太や大引、家を支える土台部分のすべてに使用します。

一般的に腐れやシロアリに強いとされるヒノキやヒバでも、実際には被害にあいます。住宅の構造材としてよく使用されるホワイトウッド(集成材)は特に被害にあいやすい木材です。比較試験の写真をご覧いただくと分かるように、「緑の柱」は「腐れ・シロアリ」被害にあいにくく、家を守り長持ちさせる効果があります。

樹種別:腐れ被害比較試験
樹種別:蟻被害比較試験

シロアリ対策は地震対策

現在の建築基準では新築時の耐震性能しか考えられていません。しかし、家は腐れやシロアリ被害に遭うことで、建物が弱り、新築時の耐震性能を失っていきます。

阪神淡路大震災では、約249,000当物住宅が全壊または半壊しました。震災後に行われた国土交通省や京都大学をはじめとした研究機関の調査により、倒壊した住宅の多くがシロアリに食い荒らされて強度が低下していたことが分かりました。「新潟中越地震」や「東日本大震災」など各地で大きな地震が発生するなか、「シロアリ対策=地震対策」と捉え、これまで以上に重要視されつつあります。

メンテナンスフリーで安心が長く続く

建物の柱や土台に「緑の柱」を使用しているので、壁や床を剥がして防蟻材を塗り直す必要がありません。リフォーム時に柱を交換する必要もなく、費用を軽減できます。床下部分は10年に1回、簡単で安全な防蟻処理を行います。再施工は有償になりますが、そこからさらに10年の保証が延長されます。

シロアリは寄せ付けず
人には安全な薬剤を使用

薬剤=危険と思い込み、安全性を心配されるお客様がおられます。加圧注入処理で使用する薬剤「マイトレックACQ処理液」の主成分「塩化ベンザルコニウム(BKC)」と「銅化合物」は、安全性が保証されている物質です。塩化ベンザルコニウムは医薬品で歯磨き粉やウエットティッシュ、洗濯用の柔軟剤、病院で使用する消毒液など、私たちの身近に存在するたくさんの商品に使用されています。金魚のいる水槽に沈めておいても影響がないことから、雨水で成分が溶け出す心配もありません。

公共工事や
ジェットコースターにも
使用される安全性

ハウスガードシステムで使われている木材保存の技術は、高い安全性が求められる公共土木事業にも使われています。大規模なダムや水辺などで使用されるのは、薬剤の安全性が確かなことの証明です。また、ナガシマスパーランドの木製ジェットコースター『ホワイトサイクロン』にも使用されるなど、構造の安全性が問われる場所にも採用されています。