性能を表す数値は当たり前。それだけでは高気密・高断熱とは言えません。
この数年、「高気密・高断熱」が当たり前に認知されてきました。
特に断熱性能を表す「UA値」、気密性能を表す「C値」など数値に関して記載されているのを見かけます。
「UA値」「C値」の数値を提示するのは当たり前。
そしてその数値が良い方が皆さんはもちろん安心出来ると思います。
が、その数値だけで「高気密・高断熱」と判断するのは間違いです。
ポイントを4つ上げますので、ご参考にしてください。
UA値は計算上の数値。現場でその数値を発揮してくれるかどうかは設計力・施工力次第
UA値はあくまでも計算で出された数値。
間取りを南北180度回転しても、UA 値の数値は変わりません。
という事は、数値が良くても間取り(設計)が良くなければ、想像している断熱性能のいい家になりません。
気密測定は物件毎に全て実施しているか
代表的なC値の数値を記載して、気密測定は希望があれば実施しますという事もあります。
必ず、物件毎に気密測定は必須です。
でなければ、自身の家が気密がいいのか、悪いのかわかりません。
ARCHでは2回測定(断熱材入れる前、完成時)をしており、お客様も安心されています
断熱性能だけが良くてもダメ、気密だけが良くてもダメ
断熱と気密はセットです。(換気もセットです)
どちらかだけが良くても、「高性能な家」にはなりません。
長持ちする家であることが大前提です
家というのは、断熱・気密だけではありません。
長持ちする家があって、「高気密高断熱」がずっと持続されます。
耐久性もセットです。