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上棟とは?家づくりの重要な節目について知ろう!

家づくりの中でも、大きな節目となるのが「上棟」です。しかし、実際に家を建てるのが初めての方にとっては、「上棟って何?」「当日は何をすればいいの?」と疑問に思うことも多いでしょう。この記事では、上棟の流れや施主がやるべきことなどを詳しく解説します。

 

 

上棟とは?

上棟(じょうとう)とは、建物の骨組みが完成し、屋根の一番高い部分である「棟木(むなぎ)」を取り付けることを指します。「建前(たてまえ)」や「棟上げ(むねあげ)」とも呼ばれ、家づくりの中でも重要な工程の一つです。

この日を境に、建物の形が一気に見えてくるため、施主にとっては非常に感動的な瞬間となります。

 

 

上棟の流れ

上棟は通常、以下のようなスケジュールで進みます。


1.事前準備(前日まで)

・土台や柱の準備が完了し、大工やクレーンの手配が整う
・天候やスケジュールを確認(天候が悪いと延期になることもある)

 

2.上棟当日

・早朝から作業開始
・クレーンを使いながら柱・梁・屋根の骨組みを組み立てる
・昼過ぎには建物の形が完成
・夕方には屋根の防水シートを張り、作業完了

 

3. 上棟式(必要な場合)

・建物の安全や工事の無事を願う儀式
・施主や大工、関係者が集まり、お清めや乾杯を行うこともある

 

 

上棟式って必要?最近のトレンド

昔、家を建てるときには周辺住民が助け合いながら作業をしていました。人々の安全を願って行う神事が上棟式の始まりです。

そのような背景もあり、かつては上棟式を行うのが一般的でしたが、今では周辺住民が手伝う習慣はなくなり、簡略化されることも多くなりました。

一部の地域では、上棟の日にご近所さんを集めて丸餅を投げる「餅まき」をするなどの行事が残っています。ARCHではしたことがないので、機会があればやってみたいですね〜。「やりたい」というお施主様、募集しています!

 

上棟式を行うメリット

・大工さんへの感謝を伝えられる
・家づくりの思い出として記念に残る
・近隣の方へのご挨拶にもなる

 

簡略化する方法

・神主を呼ばず、施主が簡単なお清めをする
・施主と大工さんで記念撮影のみ行う
・お弁当やお礼を用意し、感謝の気持ちを伝える

 

上棟式を行うかどうかは自由ですが、大工さんたちに感謝の気持ちを伝えることは大切かと思います。自分の家をどんな人が建てたのか知っておくと安心できますよ。

 

ARCHではきっちりした式典は行いませんが、大工さんたちと顔合わせをして、お昼ごはんを一緒に食べます。また、御神酒をしたり、棟上げのお手伝い、手形式など、お施主様が参加できるイベントを行なっています。

 


 

 

上棟当日の施主のチェックポイント

上棟当日は、施主がやっておくと良いことがいくつかあります。


1.現場に顔を出す

・施主が現場に行くと、大工さんの士気が上がる
・進捗状況を実際に確認できる
・ご近所さんがいたら挨拶する

 

2.記念撮影をする

・上棟は一生に一度の貴重な瞬間
・家族で写真を撮り、思い出に残そう!

 

3.差し入れを用意する

・大工さんへの感謝を込めて、お弁当、飲み物、お菓子を差し入れる
・ビールやお茶が喜ばれます(ビールは上棟後に持ち帰って飲まれます)

 

4.工事の進み具合を確認

・気になることがあれば現場監督に質問



まとめ

上棟は家づくりの中でも特別なイベントであり、施主にとって感動の瞬間です。

当日は、現場に足を運んで記念写真を撮ったり、大工さんに感謝の気持ちを伝えたりすると良いでしょう。また、上棟後は現場を見に行って、工事の進捗を見守るのも楽しいです。

これから家を建てる方は、ぜひ上棟を楽しんで、理想の住まいの完成を待ちましょう!

ARCH

書いた人

ARCH

滋賀県東近江市にある工務店 ARCH
高性能高機能な家づくりを行っています

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