室内干しの悩みを解決|乾きやすく快適な家づくりのコツ3選
共働き世帯の7割が室内干し
共働き家庭にとって、毎日の洗濯はできるだけ効率的に済ませたいもの。しかし、室内干しは「乾きにくい」「部屋干し臭が気になる」といった悩みがつきものです。そこで今回は、これらの問題を解決できる家づくりのポイントを3つご紹介します。
1. 干しやすく乾きやすい「室内干しスペース」をつくる
【配置】日当たり&風通しを考慮
洗濯物を室内に干すなら、風通しが良く、日差しが入る場所に設置するのがポイントです。
●南向きの窓のそばや吹き抜け付近に室内干しスペースを設ける
●2階ホールや階段吹き抜けに物干しを設置すると、上昇気流で自然に乾きやすい
【設備】効率的に乾かす
乾きやすさをUPするために、以下の設備を取り入れるのがおすすめです。
特にサーキュレーターを活用すると、空気を循環させて乾燥時間を短縮できます。除湿器もおすすめですが、排水の手間がかかるのと本体が大きいため、あらかじめ置き場所を決めておく必要があります。
●昇降式室内物干し(使わないときは収納できて便利)
●ワイヤー式物干し(必要なときだけサッと引き出せる)
●サーキュレーター(空気の流れをつくる)
●浴室乾燥機+脱衣所物干し(家事動線を短縮)
2. 部屋干し臭を防ぐ「湿気&雑菌対策」
室内の湿気をしっかり排出
洗濯物を室内に干すと、湿気がこもりがち。湿気を効率よく排出することで、雑菌の繁殖を防ぎ、部屋干し臭を軽減できます。
●24時間換気システムを活用して湿気を外に逃がす
●除湿機やエアコンの除湿機能を活用して乾燥時間を短縮
●窓を少し開けて外気を取り入れる(乾燥した日は特に効果的)
洗濯機周りを清潔に保つ
部屋干し臭の原因は、洗濯機のカビや雑菌であることも。下記の対策をすることで、部屋干し臭を防ぐことができます。
●洗濯槽クリーナーを使ってカビ対策
●洗濯機置き場を風通しの良い場所に配置する
●洗剤や柔軟剤は適量を守り、すすぎ残しを防ぐ
3. 家事ラク動線で洗濯のストレスを軽減
「洗う→干す→しまう」の流れを最短に
洗濯の負担を減らすには、スムーズな家事動線が重要です。下記のような工夫を取り入れることで、日々の洗濯がぐっと楽になります。
●ランドリールーム+ファミリークローゼットを近くに配置
●洗濯物をそのまま収納できるクローゼット
●キッチンやリビングの近くに設置し、家事の合間に干せるようにする
まとめ
室内干しのストレスを減らす家づくりのポイントは下記の3つを押さえましょう!
①「干す場所」
日当たり・風通し・物干し竿、ワイヤー
②「乾かす仕組み」
サーキュレーター・換気・除湿機・乾燥機
③「家事ラク動線」
洗濯機 → 物干し → 収納の距離を短く
これらを取り入れることで、共働き世帯の忙しい毎日がもっと快適になります。家づくりを考えている方は、ぜひこのポイントを参考にしてみてください!