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太陽光発電ってお得なの??

最近お菓子が止まらない。新入社員の徳田です!

ダイエットで一度減ったのですが、絶賛増量中です!

おすすめのお菓子はナビスコのRITZ(リッツ)とカルビーのJagabee(じゃがビー)です。

 

 

今回のテーマは「太陽光パネル」についてです。

ARCHのオーナー様見学会に行った際に太陽光パネルの話をしていて、実際にどれくらいで採算が取れて、どれくらい得するのかと思い調べてみました。

検討中の方は良ければ最後まで読んでみてください。

 

1,太陽光発電システムの仕組み

 

太陽光発電は、屋根に設置した太陽電池モジュール(太陽光パネル)に太陽光が当たることで発電します。

この発電した電気は直流電流のため家庭で使用できるようにパワーコンディショナ(パワコン)を使い交流電流に変換します。

パワーコンディショナから家の分電盤に接続し、自動的に電気を買ったり、売ったりできるというシステムになっています。

 

 

 

2,太陽光発電システムの価格

 

上記で書いた太陽電池モジュール(太陽光パネル)やパワーコンディショナ(パワコン)など様々な設備が組み合わさって太陽光発電システムになります。

そのため、太陽電池モジュール(太陽光パネル)の乗せる量によって設置費用が大きく異なります。

大きくなれば発電量も増えますが、比例的に設置費用も増えていきます。

 

経済産業省のデータによると、太陽光発電の設置費用は2021年が1㎾あたり平均28.0万円(新築の場合)となっています。

住宅用の太陽電池モジュール(太陽光パネル)の容量は一般的に3~5㎾と言われています。

計算してみると、2021年の設置費用の相場は計算上84~140万円前後になります。

 

 

                      (東京電力 EV DAYS より引用)

 

ただし、設置費用は年々低下傾向にあります。

新築物件における設置費用が、2012年は43.1万円だったのに対して、2021年には28万円まで下がっています。

太陽電池モジュール(太陽光パネル)自体の価格が年々安くなってきているため、設置費用も下がってきています。

もしかすると今後も設置費用が安くなっていくではないかと思います。

  

 

 

3,年間でどれくらい得するのか?何年で回収できるのか?

 

再生可能エネルギーの普及を高めるために国がFIT(固定価格買取制度)という買取制度を行っています。

FIT(固定価格買取制度)とは、太陽光発電で発電した電気を固定価格で電力会社に売ることができる制度です。

電気の買取単価(売電価格)は年度・発電システムによって異なっています。

有効期間は個人では10年間(10㎾未満)、法人・投資用は20年間(50㎾~250㎾)あります。

 

 

FITの売電価格は年々下がっています。

「じゃあもうお得じゃないの??」と思われるかもしれません。

 

決してそういうわけではありません。

FITが定める売電価格とは、原則『初期費用を回収できるように』設定されています。

つまり、売電価格が下がっているということ=太陽光発電の初期費用が安くなっているということを意味します。

実際上記の2つのグラフを比較してみると同じような動きをしていることがわかります。

そのため、初期費用の回収期間であれば10年前も現在も大差ないということです。

 

 

では、実際年間どれくらい得をして、何年で初期費用を回収できるのでしょうか?

YouTubeで実際に売電収支データを公開されていた人がいたのでそちらを参考にさせていただきます。

 

●メーカー:長州産業、容量:5㎾、設置費用:160万円(2018年)

上記が実際に発電した分・自家消費した分・売電した分・電力会社から電気を買った分です。

これを金額に換算します。

自家消費を20円/kWh、売電価格を26円/kWh(2019年の価格)で計算すると、

 

自家消費では107,960円分、売電では431,236円分。

3年間で539,196円も得をしていることがわかります。

1年間で換算すると約18万円得をしていることになります。

 

また、初期費用が160万円だったので年平均の18万円で割ると8.88…となり、9年かからずで初期費用を回収できることがわかります。

パワーコンディショナを買い替える費用などのメンテナンスコストは少し掛かりますが、9年目以降はずっと利益が出ます。

 

 

 

4,まとめ

 

太陽光発電について色々調べてみましたが、私的には太陽光は採用する方が賢いかなと思います。

年々売電価格は下がってきてはいるのですが、電気代の方は徐々に上がってきており、関西電力の昼間の電気代は30円/kWhとなっています。

 

電気代は高くなってきている、太陽光発電の初期費用は安くなってきている、計算上10年以内に初期費用を回収できるという点で太陽光発電を採用してもいいのではないかなと思います。

お金が厳しいなと思う方は太陽光発電の屋根貸しという方法もあるのでよければ調べてみてください。

 

 

その他にも太陽光発電について色々まとめてあるサイトがあったので載せておきます。

検討中の方は一度見てみてください。

太陽光発電総合情報

 

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

この記事を見てくださった方の家づくりの参考になればいいなと思います!

 

 

 

Tokuda

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Tokuda

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