長浜市で地鎮祭|気になる「鎮物」の中身
滋賀県長浜市で地鎮祭を行いました。
お施主様にとっては、「家が建つ」という実感が湧く日なのではないかと思います。
あと数か月すれば、ずっと思い描いていたマイホームが形になります。
「四方祓の儀」では、敷地の四隅をお清めします。
神主さんが撒いている紙吹雪は「切麻散米(きりぬささんまい)」と言います。
切麻(きりぬさ)とは、紙を細かく切った物と、麻を細かく切った物のことを言います。
その切麻に、米と塩を混ぜたものを四方に撒くのが一般的です。
弊社の地鎮祭では紙吹雪だけを撒きますので、地域によって違いがあるようです。
「なんでそんなものを撒くの?」と疑問に思う方もおられるかと思います。
紙も麻も、昔はとても貴重で尊いものだったので、それらを神様にお供えし四方をお祓いするという意味があるようです。
お施主様に「鍬入れの儀」をしていただき、神主さんが「鎮物埋納の儀」で鎮物(しずめもの)を納めます。
ところで、鎮め物の中に何が入っているか、気になりませんか?
神様にお供えするものなので、実は私たちも中身を見たことはありません。
箱の中には人形・刀・楯・矛・鏡・石やガラスの玉・氏神様の境内の清浄な砂か小石・五色の幣串や祭典で神籬として用いた榊の芯などが納められているそうです。
出典:https://www.ohtakoubou.com/products/detail/24
ご家族のみなさまにサカキの奉納をしていただき、弊社のスタッフもそれに続きます。
地鎮祭は約30分ほどの儀式ですが、終わるととてもスッキリします。
お正月に初詣をしないと不安になるのと似ていて、地鎮祭をせずに工事を始めるのは、なんだか気持ちが晴れません。
近ごろは地鎮祭をしない方もいるそうですが、せっかくのマイホームなのでやっていただきたいなぁと思います。
新築するときしかできないので貴重な機会ですよ。
さて雑談はこの辺にして…。
W様、この度は無事に地鎮祭を執り行わせて頂きありがとうございました。
工事の進捗を楽しみにしていてください♪