家を建てる「目的」を明確にして「手段」を選ぼう
「家を建てよう」と決めて家づくりを始めたけど…。
考えれば考えるほど、何がいいのか分からなくなってしまいますよね。
「A社はデザインが好みなんですが性能がイマイチで、B社は性能が良いんですが価格が高くてデザインは普通…。デザイン重視でA社を選ぶべきか、性能のいいB社を選んでデザインは妥協するか…。どこを選べば失敗しないのか分からなくなってきました」
お客様とお話ししているとこのような声が多いので、解決のヒントになることを書いてみようと思います。
では、質問です。
あなたは何のために家を建てますか?
この質問に答えられない方は要注意です。
ついつい大きな買い物なので沢山の情報に惑わされてしまいますが、家づくりにとって一番大切で忘れてはいけないことがあります。
それは、家を建てるということは、建てた家で家族が幸せに暮らすことが目的で、家を建てることはそれを実現するための手段だということです。
人が暮らしていくためには住居が必要です。
今だって、賃貸にしろ持ち家にしろ、どこかに居をかまえて暮らしていますよね。
それをわざわざ何千万もの大金をはたいて家を建てるのですから、「何のために家を建てるのか?」ということをしっかり考えなくてはいけません。
家を建てるためには、どこかのハウスメーカーや工務店に依頼しなければいけません。
どこにするか決める際に、デザイン・間取り・価格・性能・スタッフの人柄・アスターサービス…などを比較します。
ここで多くのお客様は悩むんです。
このときに迷わないお客様というのは、「何のために家を建てるのか?」に答えることの出来る方です。
自分にとって「必要か・最適か・許容できるか」といったことは目的が明確になっていないと判断ができません。
「何のために家を建てるのか?」とはすなわち「家を建てる目的は何か?」ということです。
たとえば「家族の時間を大切にしたいから」「趣味を楽しめる暮らしがしたいから」「仕事と家事を両立したいから」といったこと。
それらを叶えられるかどうか、が会社を選ぶときの判断基準になるのです。
デザイン・間取り・価格・性能・スタッフの人柄・アスターサービス…などは単なる「手段」です。
後悔しない家を建てるためには、「目的」を叶えるために「手段」を選ぶ必要があります。
家づくりを考え始めたばかりで、イメージが湧かない方もいらっしゃると思います。
ぜひ「自分がどんな暮らしをしたいのか」を考えてみてください。
それが家づくりの目的になりますよ。