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寒くなるのが楽しみになるHEAT 20 G1・G2グレードの家

急に晩秋の寒さがやってきました。
賃貸アパート暮らしのわたしは、きのうは布団に入っても寒さで眠れず、毛布と靴下を出してきて、やっとのこと眠りにつきました。

朝、歯磨きをしながら「うちのオーナー様は、寒くなるのが億劫に感じることってないんだろうなぁ」と考えていました。
それどころか「冬が来るのが楽しみなのでは??」と思い、うらやましくなりました。

わたしは寒がりなので、冬になると「あー、寒いの嫌だなぁ」「布団から出たくないなぁ」と毎日思います(早く賃貸暮らしを脱却したい…)

 

日本の家は世界最低レベルの断熱性能

暖房器具のスイッチを入れるまで部屋が寒いのは当たり前ですよね。
日本ではそれが常識です。

・冬なんだから寒いのが当たり前
・寒いと思うから寒いんだ
・冬に寒いのは我慢するしかない

わたしも30年以上こういう価値観で生きてきました。
布団から出てすぐにコタツに飛び込んで、コタツの中で着替えるというのが冬の朝の習慣でした。

 

5年前にARCHを設立して、滋賀でホンモノの高気密高断熱の家をつくりはじめてから、お客様の家に行って「寒い」と感じたことがありません。
リビングだけじゃなくて、玄関に入った瞬間からあたたかくて、廊下もトイレもぜんぜん寒くないんです。
雪の降る日に裸足で遊びまわっているお子さんがいるのが普通の光景です。

 

これって、日本では珍しいかもしれませんが、世界的にみると当たり前の光景なんです。
というのも、日本はエアコンやストーブなどの局所暖房が主流ですが、海外ではセントラルヒーティングが主流です。
家を丸ごと温めるということです。

 

下記はロシアの情報サイトが公開した、世界の住宅環境を比較した地図です。

▲2018年「Arguments and Facts」(引数と事実)より

 

日本だけが「+10℃」となっています。
これは暖房器具をつけても10℃くらいまでしか室温が上がらないということです。

「さすがに10℃は寒すぎでしょ!」

と思うかもしれませんが、日本にある古い家も含めた平均的な室温が10℃くらいです。
古い家は気密施工されていないので、C値5.0くらいでもおかしくありません(もっとひどいかも)。
そんな隙間だらけの家で暖房をつけても室温は一向に上がりません。

おばあちゃんの家って寒かったですよね…。

 

HEAT 20 G1グレード以上の「冬が楽しみになる暖かい家」

当社がつくる家は、HEAT20 G1もしくはG2グレードあたりの断熱性能です。
長期優良住宅やZEH住宅などと比較すると、下記の表のような位置になります。

 

 

ちなみに当社は全棟・長期優良住宅認定を取得していますが、これは「お客様が支払う税金の優遇が受けられるから」という理由です。

長期優良住宅は断熱等級4以上であれば取得できるのですが、当社の場合はZEH+と同じレベルの断熱性能となっています。

いま話題の「低炭素住宅」も断熱等級4以上であれば取得できるので、断熱性能で言うとあんまり良くない建物も含まれます。

 

 

「本当に暖かいかどうか」を確かめるには体感するしかない

「HEAT20 G1・G2の家って、実際どのくらい暖かいの?」
「そこまで高い断熱性能が必要なの?」

お客様から寄せられるギモンで多いのが、実際どうなの?ということです。
いくら数字で説明しても、体感してもらわないと納得できないと思います。

ですので、こればかりは見学会に来ていただくしかお伝えする方法がありません。
当社では、暖かさを体感していただくために「完成見学会」と「オーナー様見学会」「住まい見学会」というイベントを開催しています。

オーナー様邸見学会は、入居して数年たったお客様の家を訪問するイベントです。
オーナー様も参加していただくので、暮らしてみた感想を聞いていただくといいと思います。

イベント情報はこちらのページをご覧ください。

Kojima

書いた人

Kojima

広報・販促など色々手掛けるARCHの裏方
高性能住宅を日本のスタンダードにするのが夢
食べることが好きな健康オタク

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