建築士の定期講習
こんにちは。今日はこの11月で一番寒いです。。いよいよ12月も間近で、今年を振り返ってもコロナコロナの1年でした。それとともに3年に一度の建築士の定期講習を受講する時期になってきました。
建築士事務所に登録する建築士は3年ごとに登録講習機関が行う一定の講習を受けることが義務づけられています。これに合格しないと建築士としてお仕事ができなくなります。。
今年はコロナ渦ということで講習はwebにて、試験だけ会場に受けに行くというスタイルになっています。早速、郵送でテキストがとどきました。
分厚いテキストとwebのURLがきました。5時間超える視聴のため細切れに内容が分かれています。ここしばらく、机に座って何かを受講する機会はなかったので、スタートはなかなか億劫でした。1時間もしたら集中力きれてきてしまいますね。。
こんな感じで先生が出てきて、講義が始まります。なかなか、眠くなりそうなところをなんとか起きて聞けました・・・
内容は主に3年間の間に変更になった建築士法や、社会情勢による新しい内容、建築士としての倫理等、結構盛りだくさんです。
いくら資格に合格しても日がたつにつれて勉強したことは残念ながら忘れてしまします。。大事なのは繰り返し思い出すことと、新しい社会情勢に柔軟に対応し、建築物の質の向上に寄与するというのが建築士としての務めなのだと思います。
私たち住宅業界として、今回一番注目したのはやはり省エネ法ですね。今年より床面積300㎡未満の小規模建築物について省エネの説明義務制度が追加されました。
ARCHもお客様のプランに対し、省エネのご説明をしています。特にARCHにご見学に来られるお客様は本当に勉強熱心で、省エネで高気密高断熱住宅に興味をもっていらっしゃる方がほとんどです。
実際にモデルハウスや完成見学会で室内の心地よさを実感していただいています。今やZEH基準を目標とした家はスタンダードになり、それ以上を求めるお客様がだんだん増えていることを実感いたします。断熱性能を高めると極めて快適な住宅となり、健康に生活していけるということがだんだん分かってきたということなのでしょう。
長いwebの講習の視聴は大変でしたが、建築物って本当にどんどん進化していくんだなぁと思います。私が資格を取り立ての頃はここまで省エネの住宅が実現するような時代ではなく、今年でもう定期講習も5回目くらいになるのですが、日々新しいことに勉強の毎日です。
皆が、快適でコストもそんなに高くなく、健康で生活ができる住まいがスタンダードなる日が早く来るといいなぁと思います。