冬でもエアコン1台で快適に過ごせる家のつくり方
朝起きるのがつらくなる季節が、もうすぐやってきます。
「家の中が寒い」
「エアコンをつけても足元が冷える」
そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
ARCHの家では、真冬でもエアコン1台で家中が快適温度。
その秘密は「高気密・高断熱」と「パッシブ設計」にあります。
1. 快適さの鍵は「家のすき間をなくす」こと
どんなに高性能な断熱材を使っても、家にすき間があれば冷気は侵入します。
ARCHでは施工段階から丁寧に気密処理を行い、C値(隙間の量)を0.3前後に抑えています。
これは、一般的な住宅(C値5.0前後)と比べて約15分の1のすき間しかないということ。
建物のすき間は、壁と柱の接合部やコンセントボックス、屋根、床など、建物の様々な箇所に存在します。
これらをテープやウレタンで塞ぐことで、すき間を無くします。
ARCHでは気密測定を2回実施します。
断熱気密処理が終わった段階で、確認のため1回目の測定。
完成時に最終チェックのため2回目の気密測定をしています。
コンセント周辺の気密処理
建築途中で1回目の気密測定を行う(2回目は完成時に行う)
こうして「熱を逃さず・冷気を入れない」高気密の家が完成します。
2. 高断熱で室温を一定にキープ
気密の次に重要なのが、断熱性能(UA値)です。
ARCHでは、HEAT20 G1グレード(UA値0.48W/㎡・K以下)を標準仕様としています。
断熱性能を高めることで、少ないエネルギーでも快適な室温を保つことができます。

さらに、熱交換換気システムを採用することで、換気中も暖かい空気を逃さずに室温を一定に保つ工夫もしています。
3. パッシブ設計で「太陽の熱」を最大限に活かす
性能だけでなく、自然の力を活かす設計もARCHのこだわりです。
冬の日差しをたっぷり取り込むために、南面の窓の配置・庇の出幅・リビングの天井高さなどを一邸ごとに最適化。
 
これにより、昼間に取り込んだ熱が夜まで残り、エアコンを消しても暖かさが持続します。
4. 実例紹介:「エアコン1台で快適に暮らすLDK」
滋賀県にあるオーナー様邸をご紹介します。
リビングのエアコン1台で家全体の温度は20〜22℃前後をキープ。
夜は太陽が沈むので室温も下がりますが、晴れている日中はエアコンを消しても暖かさが持続します。
吹き抜けを通じて1階から2階まで暖気が広がり、どの部屋も温度差がほとんどありません。


弊社でお家を建てたオーナー様からは、
「冷え性で辛いと感じることが無くなった」
「冬の寒い朝でも、家の中が暖かいからすぐに布団から出られる」
といった声をいただいています。
5. 少ないエネルギーで快適に暮らす家へ
エアコン1台で快適に過ごせる家は、“高性能”と“設計力”が両立している家です。
電気代を抑えながら、家族が一年中心地よく過ごせる住まい。
ARCHはそんな「暮らしの質を高める家づくり」をこれからも提案していきます。
冬でも寒くない、快適な家づくりに興味のある方はお問い合わせください。