2026年に家を建てるなら知っておきたい! 住宅価格の高騰と、後悔しない家づくりの考え方
住宅価格はどれくらい上がっている?
ここ数年、住宅価格の上昇を肌で感じている方も多いのではないでしょうか。
実際に、建築費の全国平均は2019年から2025年にかけて約25〜30%上昇しています。
理由は、木材や鉄などの資材価格の高騰と、職人不足による人件費上昇です。
加えて、土地価格も都市部を中心に上がっており、「建てたいけど予算が合わない」という声が年々増えています。
出典:一般財団法人 建設物価調査会「建設物価 建築費指数」
今後もこの傾向はしばらく続くと見られており、「来年になれば安くなる」可能性は低いのが現状です。
注文住宅はいま、いくらで建てられる?
2025年時点での滋賀県内の注文住宅の相場は、一般的な住宅会社で 坪単価75〜90万円前後(税別)。
延床33坪の家なら、建物本体価格で2,500〜3,000万円程度(税別)が目安です。
ただし、坪単価には「外構」「付帯工事」「設計費」「諸経費」などが含まれない場合が多く、実際の総額は3,500〜4,000万円前後になるケースが一般的です。
延床33坪住宅の費用内訳イメージ(本体・付帯・外構・諸費用の構成比)
数字だけで比較するのではなく、どんな性能・仕様を含んだ価格なのかを確認することが大切です。
コストを抑えつつ、快適な家を建てるには?
建築費が上がる中でも、建物を小さくすることで「性能」を落とさずにコストを抑えることは可能です。
ポイントは “家の大きさよりも、住み心地” に価値を置くこと。
高気密・高断熱住宅は、冬の暖房・夏の冷房効率が高く、年間の光熱費を2〜3割削減できます。
長期的に見ると、建築時のコストアップ以上にランニングコストの削減効果が大きいのです。
廊下を減らしたり、無駄な部屋を省くことで建築面積を減らせば、同じ性能でもコストを抑えた家づくりができます。

建築費が上がっても、家づくりをあきらめない方法
価格が上がっても、「工夫次第で理想の家に近づける」方法はいくつもあります。
■ 資金計画から逆算する
まずは、月々の返済額から総予算を逆算して考えること。
土地・建物・諸費用の配分を決めることで、無理のない計画が立てられます。
■ 性能を落とさずにコストダウン
・複雑な屋根形状を避ける
・外壁や間仕切りの凹凸を減らす
・水回りを1ヶ所にまとめる
といった設計の工夫で、構造や配管コストを大きく削減できます。
■ 補助金や制度を活用する
2025年度も、ZEH補助金や子育てエコホーム支援事業などが継続中。
性能を上げるための費用の一部が戻ってくるため、うまく利用することで実質的な負担を軽減できます。
「今建てる vs 待って建てる」どちらが得か?
「価格が落ち着くまで待とうかな」と考える方も多いですが、注意したいのは金利上昇リスクです。
2025年秋以降、住宅ローン金利がじわじわと上がり始めています。
仮に金利が1%上昇した場合、3,500万円の借入れで総返済額が約700万円増になる試算も。
価格が多少上がっても、低金利のうちに建てる方がトータルで得になるケースも少なくありません。
これからの家づくりは「性能×設計力」で差がつく
これからの家づくりでは、「広さ」や「見た目」よりも、どれだけ快適で、省エネに暮らせるかが重要になります。
ARCHでは、パッシブ設計を活かして、
・日射をうまく取り込む間取り
・無駄のない動線
・高気密高断熱の性能
をバランスよく組み合わせ、“住み心地に投資する家づくり” を提案しています。
家づくりの第一歩は「無料相談」から!
2026年以降の建築を検討中の方、お気軽にお問い合わせください。
👉[モデルハウス見学]
👉[家づくり無料相談会]
👉[資料請求はこちら]
