【外構計画】コンクリート・芝生・緑化ブロックを比較!メリット・デメリットまとめ
家を建てるときに意外と悩むのが 外構(庭・駐車場まわり)の仕上げ。
「駐車場はコンクリートにすべき?」「庭に芝生を植えたいけどお手入れが大変?」など、住んでからの暮らしやすさを大きく左右するポイントです。
今回は、外構でよく選ばれる3つのパターンを取り上げ、コンクリート・芝生・緑化ブロックのメリットとデメリットを比較しました。これから外構工事を考える方の参考になれば嬉しいです。
① 敷地前面をすべてコンクリートにする
【メリット】
・雑草が生えにくく、草むしり不要で手入れがラク
・雨の日も泥はねがなく、車や靴が汚れにくい
・駐車場や自転車置き場として自由に活用しやすい
【デメリット】
・夏はコンクリートの照り返しで暑くなりやすい
・外構が無機質な印象になりやすい
・水はけが悪いと水たまりができやすい
・コンクリートが汚れたり、苔が生えると見た目が悪くなる
【こんな人におすすめ】
・「草むしりが嫌」「お手入れに時間をかけたくない」方
・車や自転車を多く止める予定があるご家庭
・シンプルで機能的な外構を好む方
② 駐車場だけコンクリート、庭は芝生や植栽を植える
【メリット】
・駐車スペースは使いやすく、庭には緑も楽しめる
・外構全体が柔らかい雰囲気になり、家の外観を引き立てる
・子どもが庭で遊んだり、家庭菜園を楽しめる
【デメリット】
・芝生や植栽には芝刈り・水やりなどのお手入れが必要
・緑の部分は雑草が生えやすい
・コンクリートのみより工事費用や維持費がかかることも
【こんな人におすすめ】
・「庭に緑がほしい」「子どもと遊べる外構にしたい」方
・自然や季節感を暮らしに取り入れたい方
・少し手間をかけても庭を楽しみたいご家庭
③ 駐車場を緑化ブロックにして、庭は芝生や植栽を植える
【メリット】
・駐車場にも芝生を取り入れられ、緑が多く自然な雰囲気に
・雨水を地面に浸透させやすく、環境にやさしい外構
・夏の照り返しを抑え、ヒートアイランド対策になる
【デメリット】
・寒さ、水不足で植物が枯れてしまうことがある
・定期的な芝刈りや補修が必要
・雑草対策を怠ると管理が大変になる
【こんな人におすすめ】
・「駐車場もできるだけ緑を残したい」方
・環境に配慮した外構づくりを考えている方
・庭の手入れを楽しめる方
④ 駐車場を緑化ブロック+砂利
【メリット】
・芝生だけより管理がしやすく、雑草もある程度防げる
・砂利は水はけがよく、コストも比較的安い
・防犯効果あり(歩くと音がするため不審者対策に)
・緑とシンプルさの両方を取り入れられる
【デメリット】
・車の出入りが多いと砂利が散らばりやすい
・芝生部分はやはりお手入れが必要
・白い砂利は汚れが目立ちやすい
【こんな人におすすめ】
・「緑も取り入れたいけど、全面芝生は大変そう」と感じる方
・コストを抑えながら外構に自然な雰囲気を出したい方
・水はけのいい駐車場がいい方
まとめ|外構はメンテナンス性で選ぶのが正解
外構は「見た目」だけでなく「住んでからの使いやすさ」を左右します。
■手入れゼロ重視なら → ①前面コンクリート
■緑と使いやすさのバランスなら → ②駐車場コンクリート+芝生or植栽
■環境やデザイン性重視なら → ③緑化ブロック+芝生or植栽
■維持コストと管理のしやすさを両立なら → ④緑化ブロック+砂利
ご家族のライフスタイルや、庭にどのくらい手間をかけられるかを考えると、後悔の少ない外構づくりにつながります。是非参考にしてみてくださいね。
ARCHでは、お庭の設計・施工も承ります。
既にお家が建っていて、庭だけ作りたいという方もお気軽にご相談ください!