希少な国産材!屋久島地杉を使った内装の家
2025年3月8日・9日に、屋久島地杉のフローリングを使ったお家の完成見学会を開催します。実際の住み心地を体感できますので、気になる方は是非ご見学にお越しください。
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ということで、本記事では内装に「屋久島地杉」をつかった家についてお話します。
屋久島地杉とは?
屋久島地杉は、鹿児島県の屋久島に自生する希少な杉の一種です。屋久島の厳しい気候環境で育つため、一般的な杉と比べて耐久性が高く、独特の木目と香りが特徴です。自然素材の持つ温もりと機能性を兼ね備えた理想的な建材として、最近注目されています。
屋久島地杉の効果
調湿効果で年中快適
屋久島地杉には、湿度を調整する働きがあり、夏は湿気を吸収し冬は乾燥を防ぎます。これにより、室内の快適な環境を自然に保つことができます。
アレルギー対策にも◎!抗菌・消臭効果
屋久島地杉には、抗菌・防虫効果があるとされる成分が含まれています。カビやダニの繁殖を抑えるため、アレルギー対策にも役立ちます。
木の香りでリラックス
杉の香りには、リラックス効果があるといわれています。屋久島地杉の家に住むことで、自然のアロマ効果を感じながら穏やかに過ごせます。
ペットにも優しい
スギ材は柔らかいので犬や猫などの爪にもやさしく、ペットも心地よく過ごせると思います。
内装に使うメリット
床・壁・天井に使うとどう変わる?
屋久島地杉を床や壁に取り入れると、空間全体が柔らかい雰囲気になります。また、無垢材ならではの温かみを感じられます。スギ材は色の濃さや模様に表情が出やすく、ロットによって全く違う木材に見えることもあります。
高耐久でメンテナンスも簡単
屋久島地杉は一般的な杉よりも油分が多く含まれており、腐食しにくいという特徴があります。適切なメンテナンスをすれば、長く美しい状態を保つことができます。
屋久島地杉の家を長持ちさせるお手入れと注意点
屋久島地杉のお手入れ方法
屋久島地杉の魅力を長く楽しむためには、日頃のお手入れが大切です。とはいえ、天然木の良さは経年変化です。キズや変色も受け入れて、神経質にならずに変化を楽しみましょう。
■乾拭きが基本
掃除機、クイックルワイパーでホコリを掃除します。
■水拭きは最小限に
フローリングのベタつきが気になるときは、硬く絞った雑巾で拭きます。頻繁に水拭きすると仕上げ塗装が剥げてしまうので注意してください。
■水分は早めに拭き取る
水分を吸収しやすいため、濡れたらすぐに拭き取るのがポイントです。放置しておくとシミになります。
■オイル仕上げで保護
まず、建築時にオイル仕上げを指定しましょう。無塗装だとすぐに汚れます。
住み始めてからは、定期的に天然オイルを塗ると美しいツヤを維持できます。毎年塗る必要はありません。表面がカサカサしたり、水を弾かなくなったら塗り頃です。
日常生活で気をつけるポイント
■湿気対策
梅雨時期は湿気を吸いやすいです。必ず24時間換気をつけっぱなしにしてください。濡れたままの服、段ボールをフローリングに置きっぱなしするのもNGです。
キッチンマットを敷きっぱなしにすると、マットのすき間に入り込んだ湿気によってカビが生えることがあります。マットを敷く場合は定期的にカビが生えていないか確認しましょう。
■傷防止
家具の脚にフェルトを貼ると傷がつきにくく、滑りも良くなるのでおすすめです。また、テレビボードやタンスの底に貼ると、掃除の際などに動かしやすいです。
屋久島地杉を使った家の住み心地
屋久島地杉を取り入れた家は、自然素材の温もりと機能性が調和した快適な住まいです。実際に住んでいる人の声を紹介します。
「木の香りに包まれて毎日癒される」
屋久島地杉のやさしい香りが部屋全体に広がり、まるで森林の中にいるような心地よさを感じます。毎日深呼吸するたびにリラックスでき、仕事や家事の疲れも自然と和らぐ暮らしが実現しました。
「冬でも床がひんやりせず、快適に過ごせる」
寒い季節でも裸足で過ごせるほど床が温かく、朝起きてすぐの一歩も快適です。無垢材ならではのぬくもりを感じながら、冷えを気にせず心地よい冬の暮らしを楽しんでいます。
※暖かく感じるのは木材の保温効果によるもので、無暖房の状態では暖かくなりません。
「見た目が美しく、訪れた人に褒められる」
屋久島地杉の美しい木目と自然な風合いが、家全体を上品で落ち着いた雰囲気にしてくれます。訪れた友人や家族から「良い家だね」と褒められるたびに、この素材を選んでよかったと実感します。
まとめ
屋久島地杉を使った家は、快適さ・デザイン性・健康面のメリットがたくさんあります。特に下記のポイントが魅力です。
✔ 調湿・抗菌効果で快適な室内環境を実現
✔ 高耐久で長く使える
✔ 香りや木目の美しさでリラックスできる
ナチュラルで心地よい暮らしを実現したい方は、ぜひ屋久島地杉を取り入れてみてください!