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「耐震等級3のプランを提案」VS「プランを耐震等級3にする提案」何が違うの?

マイホームを建てるとき、「地震に強い家にしたい!」と考える人は多いですよね。
そこでよく出てくるのが「耐震等級3」という言葉。これは建築基準法の1.5倍の耐震性を持つ、最も地震に強い家の基準です。

でも、住宅会社によっては 「耐震等級3のプランを提案します」 という言い方をするところと、「プランを耐震等級3にできます」 という言い方をするところがあります。

この2つの表現、実は 大きな違い があるのをご存じですか?

今回は 「耐震等級3のプランを提案」「プランを耐震等級3にする提案」 の違いについて詳しく解説します!

 「耐震等級3のプランを提案」とは?

これは 最初から耐震等級3で設計されたプラン を提案するという意味です。

最初から耐震等級3を前提に設計
〇構造計算(許容応力度計算)を実施している
地震に強い間取り・構造になっている

■メリット

設計の時点で耐震等級3が確定しているので安心!
無駄なコストがかからず、計画がスムーズに進む
構造計算がしっかりされているため、強度が確保される

📝 つまり、「このプランなら耐震等級3が保証されていますよ」という提案!

「プランを耐震等級3にする提案」とは?

これは 元々のプランを耐震等級3に対応できるように変更する という意味です。

最初のプランは耐震等級3ではない
構造計算をして必要な補強を追加する
耐震等級3にするためのコストが発生する

■ メリット

自由な間取りやデザインの選択肢が増える
好みのプランを耐震等級3にカスタマイズできる

(注意:直下率が低い可能性がある)

📝 つまり、「あなたの希望のプランを耐震等級3にするための調整をします」という提案!

この二つの提案の違いで家にとって大きな差が出るのをご理解くださいね。

「耐震等級3のプラン」でも自由な間取りや、使いやすい動線は可能です。

ARCHでは「耐震等級3のプラン」をご提案しております。

Matsui

書いた人

Matsui

家づくりアドバイザー
FPの資格を生かした資金計画のアドバイスが得意
プライベートでは成人した娘と息子を持つ母

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