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建築現場レポート

建築日誌|真野の家(2019年完成)

◆「真野の家」建築日誌

 

家族構成:4人

延床面積:29.55坪

 

《外皮性能・気密性能》

HEAT20 G1グレード

Q値=1.52w/㎡K

UA値=0.43w/㎡・K

C値=0.23㎠/㎡

 

 

2019/11/30|完成&お引渡し

 

 

2019/11/2|カーテン打合せ

 

 

2019/11/22|最終気密測定

完成後の気密測定です。

中間測定では0.2となっていましたが…結果は0.23㎠/㎡でした!

ほとんど誤差なく良い結果になりました♪

 

 

2019/10/28|天井ボード張り、収納棚設置

 

1階キッチン上の天井ボードを張っていきます。

玄関収納の棚を取り付けています。

 

木工事完了、通称もっかんが近づいてきました。

もっかんが終わると、クロス→照明・住宅設備と

どんどん完成に向かっていきます。

 

 

2019/10/26|手すりの採寸

2階吹き抜けに取り付ける手すりの採寸をしました。

 

 

2019/10/18|小屋裏の工事

小屋裏はエアコン室になります。

 

 

2019/9/19|中間気密測定&壁の断熱材施工スタート

屋根の断熱材施工は終わったのですが、壁はこれからです。

 

それから中間気密測定をしました。

結果は0.2㎠/㎡といい数値でした。

このまま最終測定もいい結果にしたいです!

 

 

2019/9/13|天井の断熱材

弊社では、壁には板状のグラスウールを使いますが、天井は吹き込みのグラスウールです。

イメージとしては「羽根布団」のような感じで、チップ状になったグラスウールを入れていきます。

その厚さは315mmです。30センチ以上入れます。

壁の断熱材が105mmで10センチくらいなので、3倍ですね。

 

ひとむかし前の家は、天井に断熱材なんて入れてれていませんでした。

ケチっていただけではなく、“必要性を知らなかった”からです。

 

誤解のないように弁解すると、温熱環境に詳しい大工さんなら入れることもあったでしょうし、屋根自体が分厚くて断熱材が必要ない場合もあるでしょう。

例えば、白川郷の合掌造りなんて、あれだけ分厚い茅葺がのっかっていたら断熱材なんかいりません。

でも、あれくらい分厚い茅葺がないと、とてもじゃないけど寒くて生きていけなかったんです。

昔の人の知恵はスゴイ。

 

話がそれましたが、弊社の家は合掌造りではありませんので、30センチくらいの断熱材が必要です。

何で30センチなのかというと、それはまた別の機会にお話しします…。

↑の話が長くなったので…。

 

玄関ポーチの屋根にもちゃんと入れます。

ここも外壁の一部なので、入れておかないと熱が逃げる原因になります。

 

 

2019/9/12|電気ボックス取付け

電気ボックスとは、電気のスイッチを収める箱のことです。

写真は取付けただけの状態ですが、このあとさらに気密ボックスという、豆腐の容器のような箱を被せます。

 

 

2019/9/12|断熱材に気密シート施工

断熱材の上に気密シートを被せました。

この気密シート、正式には「調湿気密シート」といいます。

 

たとえば、壁の中で結露が起きたとします。

それを放置するとカビが生えたり、断熱材が劣化したりするので解決しなくてはいけません。

この調湿気密シートは「水蒸気を拡散させる」機能があります。

結露によってできた水滴をパァァ!と拡散させ、無かったことにしてくれます。

 

ちょっと材料としてはお高いのですが、長い目で見るとコスパがいいので、弊社では標準仕様として全棟で使っています。

 

 

2019/9/12|バルコニーの防水

バルコニーのFRP防水をしました。

■FRP防水とは?

FRPは繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称です。

ガラス繊維などの強化材(補強材)で補強されたプラスチック、という意味です。

ひとことで言うと、FRPはすごく便利で優秀な素材です。

例えば、強度・耐水性・成型性が優れていることから、船舶、水槽、バスタブ、波板、自動車、屋根材等として広く使用されています。

船にも使われているくらいなので、いかに防水性能が高いかが分かりますね。

 

まずは下処理から。

溝は塗りのこしが出やすい部分なので、細いローラーで丁寧に。

ムラなくきれいに仕上がりました!

 

バルコニーって、使用頻度が低くてあまり興味がないかもしれませんが、

防水処理を怠って少しでも浸水する部分があると、お家に深刻なダメージをもたらします。

 

バルコニーの塗り直しなんて一生に一度やるかやらないかのメンテナンスです。

やらない人がほとんどでしょう。

ですので、長期にわたって防水効果が続く方法で施工するのが、お家を「長く・楽に・きれいに保つ」ポイントです。

 

 

2019/9/9|窓の取付け

サッシの取付けをしました。

業界では、窓のことをサッシといいます。

 

ARCHのサッシ施工はかなりこだわりがあります。恐らく多くの施工業者はここまで徹底して防水施工をしていないと思います。ここまでやらなくても建築基準法では問題ないし、コストがかかるからです。

でも、水は木造住宅の大敵です。ちゃんと防水しておかないと、窓枠が腐ったり、断熱材にカビが生えたりする原因になります。

 

つまり、防水をちゃんとしないと、家の寿命が短くなるということです。「建てて売って終わり!」の不動産屋ならここまでやらないと思います。わたしたちは建ててからもずっと長いお付き合いになるので、長持ちする家を建てたいと思っています。

 

 

 

2019/8/9|上棟式

上棟!

朝から材料の搬入や、床下の施工を行いました。

 

 

ARCHの家は二重屋根になっています。

通気層を設けることで屋根下地の腐食を防ぎ、屋根を長持ちさせます。

コストと手間はかかりますが、その分しっかりした家になります。

 

 

配管の立上り周辺には、シロアリ対策の薬剤を塗布します。(青いインキみたいなもの)

配管の隙間からシロアリが入りやすいので、このような細かいところをしっかり対策することが大事です。

 

 

2019/8/6|土台据え(どだいすえ)

構造材のつなぎ目は、シロアリ&腐食対策の薬剤をスプレーします。

 

 

2019/8/2|基礎の配筋

基礎の配筋施工が完了しました。

耐震等級3の基礎は、配筋がみっちり入っています。

これ実は、耐震等級1や2の配筋と比較すると、明らかに鉄筋の量が違います。

耐震等級3の方が圧倒的に多いです。

どこかの建築現場を見る機会があったら見比べてみてくださいね。

 

 

2019/7/6|地鎮祭

地鎮祭をおこないました。

朝から曇っていたのですが、地鎮祭の途中からぐんぐん太陽が照り始めて、終わるころには夏の日差しに。

雨の地鎮祭も縁起がいいですが、こんな風に途中から晴れてくる地鎮祭も良いですね。

 

 

2019/7/5|地縄はり

地鎮祭に向けて、地縄を張りました。

地縄(じなわ)というのは、建物の大きさに沿って張るロープのことです。

 

2019/7/2|境界ブロックベース施工

お隣さんとの境界にブロックを施工します。

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