建築日誌|高宮の家(2018年完成)
2018年11月完成
外壁の施工が終わったのでチェックに行ってきました。
後になって気づいてもやり直しがきかない!ということもあるので、工程ごとに確認します。
是正箇所があった場合はすぐにやり直しの手配をします。
断熱材の施工写真です。
↓は天井に断熱材を吹き込む前の写真。
シートを貼っています。
↓断熱材を吹き込んだ後、調湿気密シートを被せて貼ります。
これを貼ることによって、壁の中の湿気を適切に管理でき、断熱材の結露や劣化を抑えることができます。
上棟です!
大工さんたち真っ黒!!
めちゃくちゃ熱い一日でしたが、お天気がもってよかったです。
そして、この日は手形式も行いました。
家族の家づくりの記念に、好きな言葉や名前を書いて、手形を押します。
毎度のことながら綺麗な基礎が出来上がりました。
基礎工事というのは、お家を支える大事な場所です。
この間の台風で、淡路島にある風力発電のプロペラが根元から折れている映像を見ました。
専門家が言うには「基礎が脆弱すぎる」とのことでした。
そう、建築物に対して基礎が弱いと、建物を支えられなくなります。
災害の際や、経年劣化していくことでお家を危険にさらすことになります。
ただ単にコンクリートを固めているわけではないんです。
基礎工事こそ、丁寧にしっかりとやらなくてはいけない部分です。
こちらはシロアリ対策。
配管のすき間から侵入してくるシロアリを防ぐため、青色の防蟻剤とコーキングでがっちりガードします。
基礎工事が進んでいます。
既存住宅の解体が終わり、地鎮祭でした。
雨が降っていましたが滞りなく執り行わせて頂きました。
外壁の色を決めるのは一苦労。
小さい見本を見ながら建った時のイメージをして頂きますが、なかなか想像つかないですよね。
多少違ったとしても、経年変化で風景に馴染んでいくので、あまり深刻に考えなくてもいいんじゃないかな~、と思います。
変化も楽しみのひとつと思っていただけたら、外壁選びは難しくないはず…。
『高宮の家』は既存の住宅を取り壊して新築を建てるプロジェクト。
まだ使える建具があれば使いたいとのことで、ひとまず現状を視察に…。
雰囲気のあるお住まいでびっくりしました。
お施主様と、どの建具を残すか打ち合わせをしました。