守山市『水保の家』24時間換気システムのこと
守山で進行中の現場
建築中の現場に行ってきました。
この日は室内で大工さんが作業中でした。
24時間換気システムの配管がバッチリ見えました。
夏も冬も換気が必要な理由
換気システムは365日つけっぱなしにします。
ARCHの家のような高気密住宅は、隙間がほとんどないので勝手に空気が入れ替わることはありません。
窓を開けたり、換気扇を回すことで空気を入れ替えます。
しかし、窓を開けるだけでは十分に換気できません。
そこで機械を使い、計画換気することで家の中の空気をまんべんなく入れ替えています。
ちなみに、冷暖房にエアコンを使用しますが、ほとんどのエアコンには換気機能はありません。
室内の空気を吸って出しているだけなので、室内だけで循環しています。
換気が足りないと「空気中に汚染物質やハウスダストなどが溜まる」「二酸化炭素濃度が濃くなる」などの影響があります。
こちらは「二酸化炭素濃度計」といって、空気中の二酸化炭素濃度を測れるものです。
ARCHのモデルハウスに置いています(オーナー様から頂きました)
このときの数値は約1400ppmでしたが、基準は1,000ppm以下が望ましいです。
1,000を越えると息苦しさ、倦怠感、頭痛などの症状を感じる人もいるようです。
このような計測器を用いて、室内の状態を観察するのもいいかもしれませんね。