晴れた日は、 カーテンを 開けて過ごそう。
昼間は日射取得が最優先です
冬になると、オーナー様からチラホラ頂くご相談があります。
「エアコンの夜間運転だけだと寒いんです(特に天候が悪い日)」というもの。
確かに太陽が出ていない日は室温が下がってきて、肌寒く感じることがあります。
晴れていても外気温が低いときは室温が下がりやすいです。
ただ、だからといって断熱性能が低いわけではありません。
断熱等級1~5程度の家に比べれば、冷えにくい家になっています。
日射が得られない時間帯や天候の日は、昼間でもエアコンを稼働させてください。
気密断熱性能が高い家なので、微弱運転でも十分に暖かくなります。
ONしたりOFFしたりを繰り返すより、低めの設定で付けっぱなしにする方が省エネです。
設定温度は特に「何℃がいい」ということは無いので、ご家族が快適に過ごせる温度に設定してください。
当社がご提案する「パッシブ設計」の間取りは、冬は日射取得して暮らすことで効果を発揮します。
晴れた日は南面の窓から十分に日射が得られるようにしてください。
吹き抜けの窓からも日射が入るようにして頂くと、非常に暖かくなります。
カーテンを開けると視線が気になる場合
こういったお声もいただくことがあります。
「カーテンを開けると人通りが気になる」
「リビングが丸見えになる」
リビングが道路に面している場合は、このような懸念があると思います。
その気持ちはとてもよく分かるのですが、外構計画で解決できるかもしれません。
植栽をしたり、塀を設けるなどして視線を遮っていただくことをおすすめします。
当社でご提案した敷地計画では、南面に広いスペースがあります。
庭になっていることもあれば、駐車場になっていることもありますが、いずれにしても冬はカーテン全開で過ごせるように工夫して頂くのがおすすめです。
ちなみに、当社でも外構の提案ができるようになりました。
ハウスガードシステム「緑の柱」と同じ木材を使った、ウッドフェンスの施工も可能です。
「カーテン全開で過ごせるように、目隠し方法を提案して欲しい」という方がおられましたら、お気軽にご相談ください。
レースカーテンをするなら「黒」もあり
レースカーテンと言えば「白」というイメージです。
でも実は、白だけでなく様々なカラーバリエーションがあるのをご存じでしょうか?
中でも「黒」や「ブラウン」などの濃色は、熱を吸収するので日射取得効果が得られるようです。
白に比べると暗くなると思いますが、いつもと雰囲気が変わるので、インテリアも楽しめるという意味では案外アリかもしれません。
Blackだとシックなイメージに。
カッコいいインテリアが好きな方におすすめ。
blueも新鮮。
カラーのレースカーテンだと明るくなりすぎないので、寝室や書斎に採用するといいかもしれませんね。
暮らしながら「快適」を見つけてください
滋賀県の中でも、北部と南部では気候が違います。
それぞれ敷地も違いますし、家の形も、窓の大きさも、数も違います。
ですので、同じことをすれば、同じように快適になるとは限りません。
パッシブ設計の家での暮らしは、日射取得が大事だとお伝えしておりますが、絶対ではありません。
カーテンの件にしても、いろいろと事情があると思うので、無理にとは言いません。
オーナー様ご自身が快適に暮らせるように、あれこれ試行錯誤しながら生活して頂くのが良いと思います。
困ったことや、私たちの意見が聞きたいということでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
私たちも試行錯誤しながら、よりよい家づくりを目指しています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。