【2022年10月1日施行】長期優良住宅 認定基準の改正
先日、オーナー様から頂いたお米でおにぎり会をしました。アドバイザーの徳田です。
「きぬひかり」の新米をくださりありがとうございます!
とても美味しくて一人でおにぎり5個も食べてしましましたw
(ARCH女性スタッフたち作)
千僧供椿ファームというアカウントでインスタをされているので良かったら見てみてください!
メルカリでもお米を販売されているので食べてみたい方はお試しで注文してみてください!
今回は『長期優良住宅の改正』についてです。
つい先日、10月1日から長期優良住宅の水準が改正されました。
そのため以前までは長期優良住宅の認定を受けられていた住宅会社さんも、もしかすると今回の改正により認定が受けられなくなっているかもしれません。
今回は新築住宅における認定基準の大きな改正内容をお伝えしていこうと思います。
●長期優良住宅とは…
長期優良住宅とは、長期にわたり優良な状態で使用・生活できる住宅のことを指し、いくつかの認定基準のもと認定を受けることができます。
認定基準に関しては、下記の10項目により判断されます。
(滋賀県HPより引用)
●長期優良住宅のメリット
長期優良住宅のメリットは家が長持ちする以外にもいくつか存在します。
・住宅ローンでの優遇…住宅ローン対象の借入限度額 3000万円→5000万円
・不動産取得税、登録免許税の減税…不動産取得税の控除額 1200万円→1300万円
保存登記の税率 0.15%→0.10%
・固定資産税の減税期間延長…固定資産半額の期間 3年間→5年間
・住宅ローン金利の優遇…フラット35S適用可能、金利優遇期間10年間
・地震保険の割引…地震保険の割引額20%以上(耐震等級3の場合は50%)
・補助金が受けられる…子ども未来住宅支援事業→80万円
地域型住宅グリーン化事業→140万円
●2022年10月1日施行内容の変更点
①断熱性能
②一次エネルギー消費量性能
2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて住宅の省エネ性能をより一層向上させることが必要ということになり、長期優良住宅の要件の改正が行われました。
断熱性に関しては、従来は断熱等級4(Ua値0.87)だったのを断熱等級5(Ua値0.60)に改正。
省エネ性に関しては、これまでは設定されていなかったのが今回からは一次エネルギー消費量等級6が新たに設定されました。
ちなみに、一次エネルギー消費量等級6とは、BEI≦0.8であり、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上削減したものです。
これらの基準は現行のZEH相当の水準と同等であり、省エネ性に関してはほとんど違いがありません。
③耐震等級
断熱材や省エネ設備の重量化により壁量計算などでの木造建築物の安全性が確保できなくなってきているため、それに伴い安全性の基準を整備することになりました。
従来は建築基準法の水準(耐震等級1)に対して1.25倍の耐震性をもつ耐震等級2でしたが、今回は1.5倍の耐震性を持つ耐震等級3へ改正。
しかし、より高度な構造計算による場合は従来どおり耐震等級2でも長期優良住宅の認定の基準を満たすことができます。
なお今後の展開としては、新たな基準が定められるかもしれないとなっています。
●まとめ
長期優良住宅の認定を取るには申請などで費用がかかります。
しかし、長期優良住宅の認定を取ることができれば、補助金でプラスになりますし、様々な優遇を受けることができます。
ARCHでは全棟・長期優良住宅の認定を取っています。
2022年10月1日改正の認定基準でも変わらずに長期優良住宅の認定を取ることができます。
ZEH住宅希望の方にも対応できますので気になる方はお気軽にご連絡ください。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
この記事を見てくださった方の家づくりの参考になればいいなと思います!