主要キッチンメーカーの特徴
もうクリスマスまで1カ月をきりました。アドバイザーの徳田です。
先週からARCHモデルハウスもクリスマス仕様に変わっています。
今年からは新たにクリスマスツリーが加わり、より豪華になりました!
今回のテーマは『主要キッチンメーカーの特徴』です。
ARCHでは標準でLIXILさんのキッチンを採用しています。
最近はInstagramで勉強されているお客様が多く、他メーカーさんのキッチンを採用したいという方が時々いらっしゃいます。
どういうキッチンがあるのか、どんな特徴があるのか知りたい方の参考になれば幸いです。
〇LIXIL(リクシル)
LIXILは3種類のキッチンを展開しており
『リシェルSI』
『ノクト』
『シエラS』
と上から高い順になっています。
LIXILのキッチンの特徴
・カスタムで選べる幅が広い(ワークトップ・水栓など)
・機能性が高い(収納・お手入れなど)
・デザイン性が高い(家具収納との一体感)
(LIXIL HPより引用)
LIXILの一番の特徴はカスタムで選べる幅が広いことです。
ワークトップで人気なセラミックのほかに、人工大理石・ステンレスと3種類もあります。
その他にも水栓やシンクもいくつもの種類があります。
食洗器に関しても、Mieleを採用できることも特徴の一つです。(リシェルSI)
(LIXIL HPより引用)
収納量はかなり多く、上から下まで、端から端まで収納することができます。
カスタムで収納引出しの中にもう一つ棚をつけたりすることができます。
シンクに関しては「ナイアガラフロー方式」という方法でシンク内に汚れやごみが残りにくい仕組みになっておりお手入れがにかかる時間を短縮することができます。
その他にも、個人的にキッチンにコンセントが内蔵できるのは機能的にも見た目的にはいいなと思います。
(LIXIL HPより引用)
デザイン性に関しては『カノール』というという商品を用いることで、よりオシャレなキッチンにすることができます。
『カノール』とは、LIXILが展開しているカップボードのことで、棚の高さや引き出し、扉の有無などすべてカスタムをすることができます。
また、扉はキッチンと同じ色合いにすることができ、キッチンとの一体感が生まれより一層オシャレにすることができます。
〇Takara standard(タカラスタンダード)
(Takara standard HPより引用)
Takara standardは4種類のキッチンを展開しており、
『レミュー』
『トレーシア』
『エーデル』
『リフィット』
と上から高い順になっています。
Takara standardのキッチンの特徴
・ホーローによりお手入れが簡単
・ホーロー以外のワークトップにも強い
・キッチン周辺のカスタマイズが無限通り
(Takara standard HPより引用)
Takara standardの特徴は何といってもホーローです。
Takara standardで採用しているホーローは『高品位ホーロー』と呼ばれており、従来の衝撃への耐久性や錆などにも強い素材となっています。
ホーローとは、鉄とガラスを組み合わせた素材のことで、鉄の丈夫さ・ガラスのメンテナンス性を兼ね備えています。
そのため、耐久性・お手入れの簡単さに秀でています。油汚れや焦げなども簡単に落とすことができます。
ワークトップ以外にも、レンジフード・キッチンパネルさらにキッチン収納の内部まですべてホーローでできているため、お手入れがとても楽になります。
(Takara standard HPより引用)
Takara standardはホーローだけでなく、人造大理石のワークトップにも強いです。
通常、人造大理石のキッチンはシミや黄ばみなど汚れが目立ちやすいです。
しかし、Takara standardの人造大理石は100%アクリル樹脂のため従来よりも黄ばみにくく、耐久性が高いワークトップになっています。
(Takara standard HPより引用)
カスタマイズに関しては、マグネットが使えるため無限通りにあります。
そのため、マグネット収納を購入し壁に取り付けることで好みのカスタマイズをすることができます。
収納に関してはキッチンの種類によって収納量は変わってくるのですが、最高ランクの『レミュー』はLIXILに負けないくらい収納量があり、通常デッドスペースになるシンク前にも小物を入れる収納がついています。
〇WOOD ONE(ウッドワン)
(WOOD ONE HPより引用)
WOOD ONEは3種類のキッチンを展開しており、
『スイージー』
『フレームキッチン』
『サザライト』
と上から高い順になっています。
『スイージー』に関してはさらに『ちっちゃいスイージー』『スイージーセレクトパック』というのも展開されています。
WOOD ONEのキッチンの特徴
・建材メーカーの強みを活かし、無垢材を使用している。
・独自の特殊ウレタン塗装によりお手入れが簡単
・無垢材を使用しているため家具との調和がとりやすい
(WOOD ONE HPより引用)
WOOD ONEの特徴は建材メーカーの強みを活かした無垢材を使用したキッチンです。
通常、キッチンは木目調のシートを用いて木の雰囲気を出していますが、WOODONEの場合は本物の無垢の木を使い木の温かみを醸し出しています。
無垢の木を使っているため扉部分は職人による手作業でできており、オンリーワンのキッチンになっています。
木の種類も「ニュージーパイン」「ウォールナット」「メープル」「オーク」と4種類から選ぶことができます。
(WOOD ONE HPより引用)
WOODONEで使用している木は、独自の特殊ウレタン塗装により汚れにくく、お手入れが簡単になっています。
無垢の木はメンテンナンスが大変というイメージを持つ方が多くいます。
しかし、WOODONEでは独自の塗装技術によりメンテナンス性が高くなっています。
また、無垢の木の弱点の水にも強く、時間の経過による色合いの変化を楽しめるキッチンになっています。
(WOOD ONE HPより引用)
無垢材を使用しているため家具との調和がとりやすいこともWOOD ONEのキッチンの良さです。
WOODONEは建材メーカーなので、キッチン以外にも床材・収納家具・建具などにも強いです。
そのため、キッチンのカップボードをキッチンの無垢材と合わせることでよりオシャレなキッチンにすることができます。
Instagramでもオシャレな写真が多く掲載されていました。
ARCHも木をたくさん使っているのでお家の雰囲気とマッチしやすいのではないかと個人的に思います!
〇クリナップ
(クリナップ HPより引用)
クリナップは3種類のキッチンを展開しており、
『セントロ』
『ステディア』
『ラクエラ』
と上から高い順になっています。
クリナップのキッチンの特徴
・ステンレスに特化している
・料理する人を考えられた設計
・スタイリッシュさデザイン
(クリナップ HPより引用)
クリナップの特徴はステンレスに強いことです。
ワークトップに関しては特殊セラミックコーティングがされており、汚れが付きにくく、ついてもすぐに落ちるようになっています。
さらにステンレスで良く目立つ細かいキズに関してもコーティングによりキズつきにくくなっています。
また、通常のキッチンは外枠の部分は木製になっていますが、クリナップの場合ステンレスで作られています。
そのため、通常のキッチンより長持ちし、臭いもつきにくく、ゴキブリも寄せ付けないです。
(クリナップ HPより引用)
(クリナップ HPより引用)
クリナップのキッチンは2022年プロが選ぶ住宅設備「キッチン部門」で1位をとるほど料理をする人にとって使いやすい造りになっています。
『ステディア』に関しては「デュアルトップ対面」になっており、前への開放感がありながらも手元がしっかりと隠せるような造りになっています。
『セントロ』に関しては「クラフツマンデッキシンク」になっており、用途に応じて作業スペースを大きくしたり、シンクを広くしたりすることができます。
また、両手がふさがっていて収納が開けられないときのために「サーボ」という自動開閉システムもオプションで付けることができ、料理をする人の要望が組み込まれた造りになっています。
(クリナップ HPより引用)
ステンレスを使用しているためデザインがスタイリッシュになるのもクリナップの特徴です。
また、クリナップが出しているカップボードもとてもスタイリッシュでかっこいいです。
「ウォール家電収納庫」という商品で棚の高さや扉などをカスタマイズできることに加え、オーブンレンジをカップボード内に埋め込むことができます。
また、ポットや炊飯器も隠して収納することができます。
キッチンと合わさるとスタイリッシュさがより際立ちます!
いかがでしたでしょうか?
今回紹介はしていませんが、キッチンメーカーさんはまだまだあります。
キッチンは毎日料理をするため、こだわりを出してもいい箇所の一つかと思います。
商品のデザインや機能性、家の雰囲気とのマッチングで選ぶのがいいかと思います。
ここには記載していないのですが、フルカスタムできるkitchen house(キッチンハウス)のキッチンはいろんな意味でビックリしました。
気になる方は見てみてください!
最後まで読んでくださりありがとうございます。
この記事を見てくださった方の家づくりの参考になればいいなと思います!