東近江市栗見新田町の構造見学会【イベントレポート】
5月20日(土)21日(日)の二日間にわたり、東近江市栗見新田町のU様邸兼事務所にて構造見学会を開催しました。
この見学会のテーマは「地震に強い構造見学会」です。
約一時間にわたるセミナーで「シロアリと腐れの脅威」「住宅の耐久性と耐震性」についてお話しさせて頂きました。
住宅を新築または購入するにあたって、「耐震・耐久・安全」を気にされる方は非常に多いです。
制振ダンパーを入れたらいいのか、耐震壁を増やせばいいのか、集成材を使えばいいのか…。
おそらく、住宅会社ごとに工法や考え方が違うので、「どれが正解なの?」と悩む方が多いと思います。
どんな工法や素材を使うにしても、ひとつだけ確実に言えることがあります。
「耐震・耐久・安全」に優れた家を建てるための最も大切なポイント。
それは「構造材の強度をずっと保ち続けること」
金物や壁を増やせばいいという単純な話ではありません。
木材という自然素材を使うからには、経年劣化しないように手を施す必要があります。
ARCHでは構造材にハウスガードシステムの「緑の柱」を使用しています。
国産無垢材に人体に無害な薬剤を加圧注入した「くさらない木」です。
シロアリや腐食による強度低下を防ぐという意味では、最も優れた方法です。
ただし、「緑の柱」を使うだけではいい家は建てられません。
設計すること、施工すること、全体的なバランスが大切だということを、石井からお話しさせて頂きました。
最後に、構造見学会に参加された方の声をご紹介します。
「シロアリのことはあまり考えていなかったけれど、話を聞いて怖いと思った」
「木造住宅でも地震に強い家が建てられることが分かった」
「予算やデザインも気になるけど、耐久性のこともしっかり考えたいと思った」
みなさん、参加される前に比べて「耐震・耐久・安全」についての意識が変わったように思います。
構造のお話は「難しそう」と敬遠されるお客様が多いのですが、ARCHの構造見学会では、お客様の疑問を解決できるまでとことんお話しします。