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家電量販店で安く買う方法!~値引き交渉術~


 
皆さん、こんにちは!
コーディネーターの西川です。
 
今回はコーディネーターという肩書きは隅っこの方へ置いておき、家電量販店で安く家電を購入する方法をお教えします!
 
新築を建てられたり、引っ越しの際に家電を新しいものにしたい。とお考えの方。
どうせ買うならお得な買い物をしてみませんか?
 
とはいえ「値引きして欲しいなぁ…」とは思いつつ、店員さんを前にすると「値引きしてください!」と言えない…。
そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
 
安心してください!
値引き交渉は、難しく思えて実はとても簡単です。
 
 

値引き交渉は「挨拶」である

 
まず、前置きとして家電量販店の店員さんからしたら値引き交渉は挨拶のようなものです。
日常茶飯事なので恐れることはありません。
店員さんに値引き交渉をしても「え?なにこの人…?」とはならないので、思いきって挨拶(値引き交渉)をしてみましょう!
 
誰でもできる値引き交渉のポイントをいくつかご紹介するので、ぜひ実践してみてください。
 
 

ステップ①ネットで欲しい家電を調べる


 
価格.Comなどの価格比較サイトで最安値を調べ、スクリーンショットなどをして画像を用意しておきましょう。
 
 

ステップ②値下げ交渉が成功しやすい条件5つ


 
実は、量販店には価格交渉に応じて貰い易い状況があります。
 
 

1.土日祝日

理由:家電量販店には売り上げ目標というものが存在します。お客様が多く見込める為休日というのはその価格設定が高く、店員さんもその目標を達成するため値引き交渉に前向きです。
特に週末の夕方は店員さんが一番売り上げを気にするので狙い目です。
 
 

2.雨の日

雨の日は客足が減るので売り上げ目標達成が難しく、安くして貰いやすい。
 
 

3.家電量販店がたくさんあるエリア

他の競合に取られたくない店員さんは自店で買って貰うために、より安く提示してくれます。
「○○はいくらで販売していた」と具体的に伝えるとそれを下回る額を提示してくれる可能性は高いです。
 
 

4.決算時期に行く

家電量販店には決算時期が年2回あります。
決算時期は売り上げたい店舗は値引き交渉に応じやすいのでおすすめです。
 
・ヤマダ電機
・ケーズデンキ
・ヨドバシカメラ
・エディオン
・上新電機
は、総決算が3月。中間決算が9月です。
 
ビックカメラだけは総決算2月。中間決算8月なので気をつけてください。
 
 

5.出来るだけ大きい家電量販店に行く

家電量販店が大きければ大きいほど、商品の入れ替わりが激しく売り上げ目標も高いです。
なので値引き交渉に応じてもらいやすくなります。
 
 

値引きステップ③人を見極める


 
値引き交渉時の人選びは実に大切です。
仕事にやる気のある店員さんの方が値引きに応じてくれやすいです。
やる気が無さそうに挨拶をする人より、笑顔で目をみて「いらっしゃいませ!」と言ってくれる店員さんを選んでください。
 
その中でも、更に値引き交渉をするなら…。
 
 

1.店長や店長代理、副店長に交渉しよう

値引きの権限が与えられている人でないと思い切った値下げはできないからです。
また、売り上げのことを一番気にするのはその店舗の一番偉い人です。
 
役職は名札に記載があるので見つけやすいです。
役職は会社によって名称が違うようですが、大体はこんな感じです。
 
契約社員→一般社員→リーダー→主任(マネージャー)→フロア長(部門長、コーナー長)→店長代理→副店長→店長→エリア長(エリアマネージャー、ブロック長)→営業部長
 
とはいえ、名札をジロジロみて探しまわっては不自然ですよね。
自然に名札を確認すべく、偉いだろうと思われる店員さんを見つけたら「この商品が気になるのですが…」と話しかけ、適当な理由をつけて商品の説明をして貰いましょう。
 
近年減りつつありますが、自ら話かけてくる店員さんは「やる気がある」または「売上を気にしている権限のある店長クラス」の可能性が高いので、値引きに前向きな場合が多いです。
 
ただ、店長や副店長が売り場にでることはあまり多くないので、店長代理さんが一番出会える可能性が高く、値引きしてくれやすい思います。
 
ちょっと見に来ただけで購入の予定がない場合などの日でも、店長代理の方を見つけたら名刺を貰っておくことをおすすめします。
必ず役に立つ日がきますよ!笑
 

2.買う気のあるオーラを出す

また、買う気が満々なオーラをだしておくと店員さんの値引きも前向きになります。
「この商品を買おうかなと思うのですが…」や「この商品にしようかなぁ~」と自然に伝えたうえで「これいくらなんでしたっけ?」と値札がついていても店員さんに聞くようにしましょう。
 
すると大体「これは○○円なんですけど、お値下げしてこれくらいなら…」と金額を提示してきてくれるので、より自然に値引き交渉かスタートできます。
 
 

3.ネットで調べた価格と比較して交渉する

値引き交渉がスタートするとネットで調べた最安値の画像の出番です。
提示された額より安い場合は、画像を見せて「あ、じゃあ、ネットの方が安いんですね!」と悪びれなく明るめに言いましょう。
 
申し訳なさそうに言うと、「更に値引きさせよう」という魂胆が見え見えで白々しくなってしまい、交渉が不利になります。
 
ネットの方が安いことを伝えると、次に保証の話を店員さんは持ち出します。
「ネットで買うとメーカーの1年保証しかつかないんですよ~。うちだと3年つくので…」と大体言われます。
 
「保証は別にそんなに長くなくてもいいかぁ…」と保証にはつられない意思を伝え、さらに「出来ればここで買ってしまいたいんですよね~」と購入意思を伝えます。
 
すると大体の店員さん「わっかりました!ではこれでどうですか!?」と金額提示してくれます。
その額から「では、税込み59800円にして貰えますか?」と最後は具体的に数字を言い、値下げ交渉を成立させましょう。
 
更に安くしたい場合は、その提示額を家族に送るなどといい、写真に撮らして貰って、別の家電量販店で「○○電機はこの金額だったんですが、これより安くなるならこっちで買います」と言えば更に安く購入できるかも知れません。
 
 
 

ステップ④店員さんとの関係を構築する

店員さんといい関係を築くために、名前で呼びましょう。
心理学的には「自分の名前」がいちばん心地のいい言葉だと言われています。
 
「そうかなぁ?」と思った方は思い返してください。
自分と同じ名前の人に親近感をもったことや、自分と同じ「字」が入ってるブランドや名前に目がいき、好印象を抱いた経験はないでしょうか?
 
相手の名前を呼ぶことは、相手の心を開く鍵と言われています。なので、まずは店員さんに心を開いて貰うことで、より値引き交渉を有利に進める土台作りをしましょう。
 
更に、名前を呼ばれると「返報性の法則」の心理が働きます。
 
これは、何かして貰うとお返しをしないとモヤモヤする心理のことで、名前を呼ばれると「あ、この人は自分に好意的だ。」と脳が錯覚し、「相手が好意を抱いてくれているなら、自分も返さなければ…」と思いそのお返しが大幅な値下げ交渉の成功に繋がります。
 
 
更にもう一つ。
 
名前を呼ばれると「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。
別名「幸せホルモン」などと呼ばれ、分泌されると好意を抱くと言われているので名前がもたらす効果は計り知れません。
 
しかし、名前を連呼すればいいと言うわけではありません。
 
15分間に6回以上呼ぶと「馴れ馴れしい」「嘘っぽい」とネガティブな評価がつくと心理学の実験では言われているので、15分に6回は超えない様にしましょう。つまり3分に1回以下がベストといえます。
 
 

値引き交渉時に注意すること

これらの値引き交渉をする際に注意していただきたいことがあります。
 

1.失礼のない態度を心がける

店員さんも人です。態度が失礼な人の値引きには応じたくないものです。
仲良くなる為にとタメ口もよくありません。年下の方であっても敬語で話しましょう。
 

2.リアクションをとって気持ちよく説明して貰う

がんばって説明しているのにリアクションがなかったり、真顔だったり、興味がなさそうだと店員さんもいい気はしません。
気持ちよく値引きして貰うには、店員さんにも気持ちよく過ごして貰う必要があります。
 
なるべく相づちをうち、
「へ~。凄い!」
「説明がわかり易くて助かりました」
「そうなんですか?知らなかったです!」
「流石!店員さんは物知りですね!」
「○○さんに聞いて良かったです!」
などと素直に伝えてあげると店員さんも「安くしてあげたいな」という気持ちがはたらくのでおすすめのフレーズです。
 
 

まとめ

 
①欲しい商品の最安値の画像を用意する
②月末の土日祝日か雨の日に行く。日曜日の夕方で雨だと最高。
③店長、店長代理っぽい人を探す
④見つけたら「商品のことで聞きたいことがある」と店員さんを呼び止め高リアクションをする
⑤商品を買う気満々なオーラをだし、購入意思を伝える。
⑥商品の値段をあえて聞き、値下げ交渉を自然にスタートする
⑦最安値を伝えそれよりも下げてくれるなら買おうかなと追い打ちで購入意思を示し値引きして貰う
⑧最後に明確な金額を提示し更に値下げして貰う
⑨値下げに前向きな店員さんだった場合は「接客が丁寧だったので今後は○○さんから買いたいので、名刺を頂けますか?」と名刺を貰っておくと次の値下げの交渉がスムーズになります。
また、何度も顔を合わせることでより親しくなり、大幅な値下げ交渉に応じて貰い易くなります。
 
 
こんな記事を書いているくらいですからお察しとは思いますが、私は大の値下げ交渉好きです(笑)
如何にして安く購入できるかに全力を注ぎ、店員さんとの心理戦を楽しむタイプなので、飽きもせずいくつもの家電量販店をまわってきました。
 
その結果、量販店で値引き交渉が優秀なのは「ケーズデンキ」さんだということで落ち着きました。
 



現金値引きだと圧倒的にケーズデンキさんです。
特に値引き交渉に前向きな優良店舗が知りたい方は西川までお尋ねください(笑)
 
ポイント値引きだとヤマダ電器さんですかね。
更に、ケーズデンキさんはどこの店舗でも値下げするのが普通ですよ。といった雰囲気なので値下げ初心者にはおすすめです。
 
最低でも税抜きの表示価格を税込みにすることは容易なので一度試してみてください。
「え、こんなに簡単なの?」と思って頂けるはずです。
 
どうしても恥ずかしくて値引き交渉が出来ない方でも「この商品はいくらですか?」と店員さんに聞くだけでケーズデンキなら勝手に電卓を取り出して値引きしてくれます。それだけでも安く買えるのです。
 
 
更に、値切り易いのは「旧モデル」の商品です。
量販店としても旧モデルの在庫を抱えたままでは困るので、安くしてでも売りたいのです。
 
 
また「新モデルの方がいいんじゃないの?旧モデルで大丈夫?」と思うかも知れませんが、新商品の性能が劇的に進化しているということは殆どないです。
店員さんに新と旧の違いを聞き、あまり進化がないのであればとてもお得に購入できます。
 
私も狙っていた炊飯器の新モデルがでたと聞きつけ、1日に旧モデルを購入しました。
1年前の旧モデルですが、性能の変化はほぼないのに3万円程安くなっていた上に、値引き交渉をしてそこから更に2万円ほど値切ることに成功しました。
ネットの最安値より1万5千円ほど、安く購入できた喜びといったら…。
 
 
長々とご説明しましたが「新しい家電が欲しいけれど高いからなぁ…」とお悩みな方は一度値引き交渉をしてみてください!

ARCH

書いた人

ARCH

滋賀県東近江市にある工務店 ARCH
高性能高機能な家づくりを行っています

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