完成見学会やモデルハウス見学は「夏」と「冬」がおすすめ
この春は住宅展示場が営業自粛になり、モデルハウスの見学ができない状況にありました。
これからコロナウイルスの終息に向かえば、いろいろな住宅会社さんが完成見学会やモデルハウス見学を再開すると思います。
そこで、見学会におすすめの季節とその理由をお話しします。
見学会へ行くのにおすすめの季節は「夏」と「冬」
結論から言うと「真夏」と「真冬」が特におすすめです。
その理由は、1年でもっとも暑いときと寒いときの家を体験できるからです。
「夏はすずしくて、冬はあたたかくて、できるだけ電気代のかからない家いい」と思う方が多いと思います。
そういうお家は「高気密高断熱の家」や「ZEH住宅」「省エネ住宅」「エコハウス」などと呼ばれたりするのですが、実際の性能が伴っていないお家もあります。
日本の建築基準法は、住宅性能に関する基準がものすごく低いので「言ったもん勝ち」なんですね。
暑くて寒い家なのに「高気密高断熱です!」というキャッチコピーを付けて売られています。
法律的には問題ないというのが恐ろしいのですが…。
ですので、本当に「夏はすずしくて、冬はあたたかいのか?」はその季節に体験することがいちばん確実です。
これから見学会に行こうと思っている方は、ぜひ6月後半~9月くらいまでの間に見学されることをオススメします。
完成見学会はリアルな建物を体験できる
「どの会社で建てるか」という会社選びの段階では、完成見学会の参加は必須です。
完成見学会は、お客様が実際に住む家を一般公開するものです。
ですので、モデルハウスよりも現実味のあるお家を見学できます。
カタログで「高気密高断熱で暖かい家です」と書かれていても、完成見学会に行ってみると全然暖かくない…という話はよくあります。
百聞は一見にしかずという言葉の通り、営業トークをたくさん聞くよりも建物を見るほうが確実です。
モデルハウスはオーバースペックに注意
モデルハウスは、お客様に見せるために建てられたお家です。
たくさんのオプションが装備されていて豪華になっているなど、非現実的な場合があるので注意が必要です。
モデルハウスを見学するときは「実際のお家とは違う」ということを理解したうえで見学することをオススメします。
まだしばらくはマスクと消毒が手放せないので、注意しながらお家づくりを進めて頂けましたら幸いです。