建築士という資格|資格がない設計担当者は医師免許を持たない医者と同じ
少し前になりますが、年明けに晴れて一級建築士の資格を取得しました。
建築士試験は学科試験・設計製図試験と2つの試験を通過しないと合格を与えられません。
まずは学科試験を通過します。学科試験は計画・環境設備・法規・構造・施工と5科目に分かれています。
ここで通過者が約2割弱に絞られます。
そして学科試験の通過者が設計製図試験に進むことができ、その中の4割が晴れて一級建築士になれるという試験内容です。
一級建築士免許証明書
受験者のみなさんが1~3年以上という長い年月必死に勉強してようやく得られる狭き門の資格です。
自分で言うのもなんですが(笑)
建築士資格は「一級建築士・二級建築士・木造建築士」と3つの種類があります。
資格の種類により設計・設計監理ができる用途や大きさ、構造に制限がかけられていますが一級建築士にはその制限のない上位資格です。
それだけ把握しなければいけない内容が多く、責任も大きいという事になります。
長年、二級建築士として設計の担当をさせていただいていましたが、これからは一級建築士としてみなさんのお家づくりに携わらせていただきます。
お家づくりを考えておられる方へアドバイスをさせていただきます。
現在、お家づくりを頼もうと検討されているハウスメーカー・工務店の設計担当者は上記の有資格者(検討されているお家の構造が木造でなければ木造建築士は除く)であるかを確認して下さい。
厳密にはその会社に1人でも建築士が在籍していれば申請関係なども問題はないのですが、自分たちの一生に一度の大切なお家を無資格者が設計担当していると考えてみると不安で仕方がないと思います。
例えるならば、医師免許をもたない者があなたの診察や手術を行っているのと同じことです。
大きな大学病院・町の診療所どこであっても担当医師が医師免許をもっていないということはあり得ません。
まずはそのような基本的な体制がとれている会社を候補として選ばれることを強くおすすめします。
ARCHでは、建築士資格者が設計を担当させていただきますので、安心してお越しください!