建てた後の耐震性の事まで考えてますか。
「地震が怖いので耐震性の家がいい」
と、ほとんどの方が思うと思います。
滋賀は災害が少ない地域ですが、近年いつどこで災害に合うか分からなくなってきてます。
そして滋賀も活断層が多く、南海トラフでの被害が出るだろうと県も想定して資料もネットで見ることが出来ます。
そこで、「地震に強い家」とは何でしょうか?
耐震等級3
〇〇工法
などなど、ありますが・・・
まずもって「耐震等級3」は必須です。
有識者の中では、「耐震等級3」は最低ランクだと言われています。
しかも許容応力度計算での「耐震等級3」です。
性能表示計算での耐震等級3は許容応力度計算では2になります。
河原林のブログで詳しく記載しています。
➡河原林のブログ
構造塾 佐藤実さんのYouTubeより抜粋
まずは、耐震等級3を取った上で制震ダンパーなどを装着していないと、そもそもの構造が地震に耐えらなければ、制震ダンパーも機能してくれません。
そして、「耐震等級3」がずっと持続していかないと、安心して暮らせませんよね。
新築時は「耐震等級3」であるけれども、10年、20年、30年経って「耐震等級3」の家でなくなれば、意味がありません。
いつまでも「地震に強い家」に住み続けるために、「耐震等級3」「制震ダンパー」「○○工法」だけで安心してはいけません。
「木が腐らないこと」
「白蟻に食べられないこと」
「釘や金物がさびないこと」
躯体が永く持たなければ、「耐震等級3」もずっと続きません。
その対策をどこまで考えているかが重要になります。
もちろん耐震等級1よりも耐震等級3の方がイニシャルコストは上がります。
しかし、家族の命を守れるなら・・・
地震で住めなくなって建替えることを考えれば・・・・
家を建てる時に考えていたほうが安心ですし、万が一の事を考えたら最初にしっかり費用をかけていたほうがいいですよね。
「家を建てる」という事を、今だけで考えるのではなく、先の事も費用を含め計画していくと、きっとこの先安心して暮らせます。