2021年3月30日

外壁について② 樹脂系サイディング

  • 寺澤
  • 書いた人/寺澤
  • スタッフブログ

樹脂サイディングとは、プラスチックの一種で塩化ビニール樹脂を利用した外壁材のことです。

塩化ビニール樹脂とは、60%が天然塩で40%が石油を原料とするプラスチックで、腐食やひび割れが起きにくく、燃えにくい性質があります。

北米では人気の素材ですが、日本ではマイナーで施工できる会社がほとんどないため、シェア率が1%程度しかないと言われている外壁材です。

 

 

そんな樹脂系サイディングのメリット・デメリットを紹介します。

 

【メリット①】

プラスチック系なのでとても軽量で、国内で最も普及している窯業系サイディングと比べるとその重さは約1/10です。

外壁材が軽いと建物への負担も少なくなり、耐震性も高く、地震の際の被害も小さくすることができます。

 

【メリット②】

他の外壁材と比べても非常に耐久性が高いのが最大の強みです。

窯業系サイディングは、耐久年数が7年〜8年だと言われていますが、樹脂系サイディングはメーカーによっては耐久年数が30年ほどのものもあり、非常に長いです。

 

【メリット③】

材料そのものに色をつける顔料が練り込まれているため、長期間使用しても色落ちなどの変色が起きません。

いつまでも美しい外壁をキープすることができるとのことです。

メーカーによってはシーリングを使わないものもあります。

 

【メリット④】

凍害や塩害に強い性質があり、耐火性に優れています。

凍害や塩害に強いため寒冷地域や海浜地域では重宝されています。

耐火性の面では材料が燃え始める温度が450度程度と高いので、簡単に火がつくことはありません。

 

 

【デメリット①】

日本では珍しい外壁材のため、施工技術を持っている業者はほとんど存在しません。

施工する季節によって取り付ける方法が変わり、工事難易度が高いです。

 

【デメリット②】

施工業者が少ないだけではなく、生産も少ないため、他のサイディング材と比べると圧倒的に商品数が限られます。

デザインやカラーバリエーションがかなり限られてしまうため、やや物足りない印象を受けてしまうこともあるみたいです。

 

【デメリット③】

樹脂サイディングの材料は安価ですが、施工難易度が高いため、一般的な窯業サイディングや金属サイディングを施工する場合より高額になります。

初期費用は高いですが、長期的に見ればコストパフォーマンスはまずまずではないかと思います。

 

このようなメリット、デメリットがあるので参考にしてみてください。