窓選びはメンテナンス性も考えよう【掃除のしやすさ比較】
窓とひとことに言っても色々な種類があります。
それぞれに用途、メリット&デメリットが異なるので、適材適所の窓を選びたいですね。
今回は「掃除のしやすさ」に着目しました。
窓の種類を大きく分けると2種類ある
窓の種類を大きく分けると「開く窓」と「開かない窓」の2種類です。
開かない窓のことを「FIX窓(フィックスまど)」「はめ殺し窓」と呼ぶことがあります。
開く窓は埃がたまりやすい
開く窓の中で代表的なのが「引き違い窓」です。
2枚のガラスがサッシにはめ込まれているタイプの窓です。
窓を開け閉めするので、埃が入りやすく、溝に溜まります。
網戸にしたときに入ったのでしょう。コバエのような小さな虫も落ちていることがあります。
汚れがこびりついているため掃除機で吸ってもきれいにならず、水拭き掃除が必要です。
家の窓すべてがこのタイプだと、ちょっと…いや、かなり…めんどくさいかもしれません。
開かない窓は埃がたまりにくい
開かない窓は「FIX窓」です。
開けることがないので鍵や網戸は付いていません。
窓を開けることがないため埃がたまりにくく、虫などもあまり落ちていません。
溝がないので拭き掃除しやすいです。
※ただし、室内の埃がたまるので、まったく汚れないわけではありません。
景色を楽しむ・採光のためだけならFIX窓がおすすめ
庭を眺めたり、採光のための窓なら開ける必要がないのでFIX窓を選びましょう。
見た目がすっきりしますし、隙間が無くなるので気密性もよくなります。
リビングにオススメの窓
掃除のしやすさではFIX窓がおすすめですが、「テラスや庭に出るためにリビングの窓は開けられる窓がいい」という方が多いと思います。
そこでオススメなのはFIX窓とテラスドアがくっついたこちらの窓です。
景色を楽しめる大きなガラス面と、庭に出るためのドアが一体化しています。
ドアに網戸がついているので、外の空気を入れたいときは網戸にすればOKです。
掃除するのはドア部分のサッシだけで済むので、掃除がかなり楽になると思います。
いかがでしたか?
窓にもいろんな種類があり、それぞれメリットとデメリットがあります。
「窓なんてなんでもいいや」と思わず、どんな使い方をするのかイメージすると、最適な窓が見つかると思います。