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石材について① 御影石

御影石は正式には花崗岩を言い、火成岩に分類される石材です。
地球のマグマが地下深くでゆっくり冷却され、地中の高い圧力によって形成されました。
身近なところで言うと、日本のお墓最も多く使用されており、年月を経ても大きな劣化などが見られないことから、
御影石は非常に優秀な石材であることがわかると思います。
最近では建材にもよく使用され、外壁、内壁、床、外構部分など多くの部分で使われています。
 

 
特徴として、硬度が高く比重もあり、風化に強く、吸収率も低いため耐久性に優れた石です。
ツルっとした見た目に独特の模様があり、磨くと光沢(ツヤ)が出て高級感があり、大理石とはまた違った美しさがあります。
御影石には大きく分けると4種類あり、黒御影石、白御影石、赤御影石、青御影石といった分類に分けられることが多いみたいで、
国内代表産地としては、福島、茨城、岡山、神奈川などがあります。
 
 

 
 

・日本国内産(庵治石、大島石、藤岡石、万成石、青木石など)

 
国内産のものは比較的値段が高く、海外産は安い傾向があります。
 

・中国産(黒龍石、山西黒、G654、A98、マホガニーなど)

・南アフリカ産(インパラブラック、ベルファーストなど)

・インド産(アーバングレー、アドニーブラウンなど)

 
メリットとしては、吸水性が低いため、キッチンやトイレ、洗面所などにも使用することができます。
硬度が高いので非常に丈夫でキズがつきにくく、風化に強いため外部での使用に適しています。
デメリットとして、非常に高価という点とキッチンなどに使用すると硬いが故にお皿などを落とすと割れてしまうことがあります。
いろいろと参考にして見てください。
 

Terasawa

書いた人

Terasawa

建築学科を卒業してから職人として現場を経験
建築士の資格取得に向けて勉強中
運動不足が気になるお年頃

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