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家の寒さがアレルギーの原因になる?


 
家の断熱性能と各種疾患の関係がわかる資料があります。
近畿大学の岩前篤教授らが2万人以上を対象に行った調査によると、家の断熱性能が高くなると様々な疾患が改善するというものです。
回答者は30〜40代とその子どもたちです。
 

 
転居前の住宅のほとんどは断熱性能が低く、断熱性能等級1〜2程度でした。
転居後の住宅は新築の高断熱住宅で、断熱性能等級3〜5程度です。
グラフを見ると、断熱性能が高くなるほど疾患の改善率が高くなっています。
 
 

住環境が身体に及ぼす影響

アトピー性皮膚炎の場合、暖かい家になって身につける衣類が少なくなったことや、エアコンの使い過ぎによる過乾燥がなくなったことで改善したと考えられます。
咳やのどの痛み、冷え性の場合、部屋が暖かくなったことで体への負担が減ったと思われます。
住宅の寒さ(≒断熱性能の低さ)がアレルギーを引き起こす原因を作っていた、ということです。
 
また、高断熱住宅では結露によるカビの発生を抑えることができます。
「カビの生えた発酵食品があるくらいなんだから、ちょっとくらいカビ菌を吸っても大丈夫でしょ!」と思うかもしれませんが、そんなわけありません。
 
カビは世界中に約3万種類もあり、人体に悪い影響を与えるものもあります。
黒カビ、青カビ、赤カビなど、皆さんも目にしたことのあるカビは、湿気のある場所を好み、湿度60〜80%以上になると爆発的に繁殖します。
 
そのようなカビ菌を吸い込むと、鼻炎や喘息、皮膚炎などのアレルギーを引き起こします。
断熱性能が低い家は冷暖房時に結露しやすく、天井や床下、壁紙の裏などにカビが繁殖しています。
 
 

断熱性能の高い家で健康に暮らそう

いくら食生活を改善して、運動を取り入れても、住環境が悪いと病気になる可能性があります。
とはいえ、家の断熱性能を簡単に変えることはできません。
 
家の断熱性能を考えるなら、新築を建てるときか、大規模リフォームをするときです。
内装やインテリアは住んでからいくらでも変えられるので、家そのものの性能向上にコストを割きたいところです。
 

Kojima

書いた人

Kojima

広報・販促など色々手掛けるARCHの裏方
高性能住宅を日本のスタンダードにするのが夢
食べることが好きな健康オタク

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