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【しないことリスト】vol.1「床暖房」

「床暖房」とは、フローリングの下に配管を巡らせ、お湯や電気を使ってあたためる断熱設備です。床を加温することで生じる熱伝導・輻射熱であたたかくなる仕組みです。

冬は足元の冷えに悩んでいる方が多いと思います。床暖房で足元があたたかくなると快適ですよね。

しかし、ARCHでは理由があって「床暖房」を採用しません。

 

 

なぜARCHでは「床暖房」をしないのか?

当社が床暖房を採用しない理由は以下の通りです。

 

◆初期費用がかかる

◆設備(床暖房)頼らずとも、断熱・気密の設計力・施工力が優れているので、エアコン&日射取得だけで快適になる

◆無垢材の床材を使用することで、熱を蓄熱してくれ、床が冷たくならない

◆故障したら、修理代、もしくは新たに設置する費用がかかる

◆ランニングコストがかかる

◆床暖房が入っていない部屋は寒くなる

 

 

設備を使うといずれ故障してしまいます。
その時に修理代に莫大な費用がかかってしまい、結局故障したらそのまま直さず、床が冷たいまま…なんてことになりかねません。

 

【質問】ARCHはエアコンは使うのに、どうして床暖房はダメなの?

設備を否定はしているわけではありません。
設備である以上、エアコンも壊れますし、床暖房も壊れます。

「設備はいつか壊れる」をいう前提で考えたとき、エアコンがいちばんコストパフォーマンスに優れています。

例えば、床暖房を交換しようと思ったら約20~80万円掛かります。
また、床暖房の種類によっては不凍液や熱源機の交換が必要なので、維持費も掛かります。

エアコンなら買換えたとしても1台10万円程度で済みます。
特に交換するような部品もありませんし、専門業者を呼んでクリーニングしても1万円程度で済みます。

同様の理由で、全館空調システムも採用いたしません。

 

 

床暖房がなくても暖かくできる

当社はできるだけ設備に頼らない家づくりをしています。

「冬は日射を取り入れ、夏は日射を遮る」というパッシブデザインをベースに、エアコンなどの手軽な設備のみで快適な空間を維持しております。

断熱・気密の数値はもちろん、その数値をしっかり現場で発揮出来る設計力・施工力を備えております。

いつどの部屋にいても快適に過ごせるので床暖房は必要ありません。

当社が床暖房を採用しない理由は、設備に頼るのではなく建物自体の断熱気密性能を高めた方が、お客様にとっていいと考えるからです。

 

 

ご質問がございましたら、モデルハウス見学や無料相談にお越しください。

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Matsui

書いた人

Matsui

家づくりアドバイザー
FPの資格を生かした資金計画のアドバイスが得意
プライベートでは成人した娘と息子を持つ母

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