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目に見えない「性能」だからこそ、施工をしっかり理解し考えている会社にお願いすべき

最近の家づくりの重視する項目として「性能」と仰るお客様が増えて来ました。

ARCHが設立した6年前はまだそこまで浸透されていませんでしたが、YouTubeなどで家づくりを勉強されている方が増え、今では当たり前に「性能がいい家」が浸透してきたように感じます。

 

「性能がいい家」=暖かく・涼しいお家

 

と、認識されて「性能」を求める傾向にあります。

では、皆様は何を基準にして「性能がいい家」かを判断されるかと言うと‥‥

■樹脂サッシを使っている

■トリプルガラスを使っている

■断熱材

■換気システムを採用している

■全館空調を採用している

■UA値がG1、G2レベル

■C値がすごくいい

など、使っている材料や設備、そしていい数値を判断基準として持っておられます。

それらが満たされていれば、「性能のいい家」で暮らせるかというと、それは違います。

使っている材料や設備が本来の性能を発揮出来るかは、施工で大きく変わります。

 

例えばお客様が住宅会社に「エアコン1台で快適に暮らせる家に住みたいので、出来ますか?」と聞いたところ、普段したことない住宅会社でも「出来ますよ」と答える会社さんもいるようです。

しかしそんな簡単な話ではありません。

 

UA値に関しては、計算で数値を出します。しかし机上の空論です。これを実現するためには設計手法で大きく変わります。設計(間取り)が悪ければ、UA値はすごくいい数値なのに、冬寒いなんてことも起こります。

 

「性能がいい家」が当たり前になってきたからこそ、どこの住宅会社でも「性能」を売りにしていますが、なぜ「性能」が必要で、どのような施工方法で取り組まれているか、そして構造見学会に行き、しっかり説明してもらってからちゃんと「性能」を理解している住宅会社なのか判断してください。

 

「性能」はデザインのように目に見えません。

そこで暮らして初めて性能がいいか悪いかが分かります。

そこで自分たちが思った以上ではなかったにももうどうすることも出きないので、構造見学会や完成見学会で体感して、見極めてくださいね。

 

 

Matsui

書いた人

Matsui

家づくりアドバイザー
FPの資格を生かした資金計画のアドバイスが得意
プライベートでは成人した娘と息子を持つ母

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