加湿器肺炎に要注意
こんにちは
コーディネーターの横川です(^^)/
今日も寒いですね。
エアコンや暖房器具の仕様により室内は乾燥します。
最近ではどのお家でも湿度を保つ為の加湿器は必須アイテムになりつつあります。
しかし、使用方法に注意しなければ、特に高齢者や新生児、持病などによって抵抗力が弱い人には
体調に悪影響を及ぼす場合があります。
例えば、水道水にレジオネラや非結核性抗酸菌などが混入していたり、管理が悪いタンクの水には緑膿菌が
繁殖することがあります。
加湿器の中に発育したカビやレジオネラ菌などを吸い込むことで加湿器肺炎が起こります。
カビ自体は病原性が弱く肺に直接炎症を起こさせることはありませんが、肺や気管支がカビによるアレルギー
反応を起こすことが加湿器肺炎の原因となっています。
ARCHでオススメさせていただいている気化式加湿器では、タンクの水がそのままエアロゾル(微粒子)となって
室内の空気中を漂うことになりますので、できれば水は蒸留水が好ましく、毎日交換し、タンクの内側も洗浄する
ようにしてください。
水を沸騰させて蒸気を作るスチームファン式やスチーム式の加湿器では、カビや細菌が空気中に散布される心配
はほぼないそうですが、逆に高気密な住宅では結露が生じる為、ARCHではオススメしておりません。
日々の加湿器のお手入れには気を付けて寒い冬を快適に過ごしましょう。