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耐震等級3は必須です。

 

29年前の1月17日「阪神・淡路大震災」が発生しました。

その時、松居は学生で実家の大阪ですごい揺れを経験しました。

そして今年は元旦から、能登地震。

阪神淡路大震災も能登地震も木造の古い家が多く立ち並び、火災での被害も目立ちました。

 

 

元旦の地震より、現在家づくりを検討している方は耐震等級を気にかけて検討する方がお話をさせていただいてもさらに増えたような気がします。

弊社では創業当時より「耐震等級3」を標準として家づくりをご提案しております。

耐震等級というのは、2000年に品確法が定める「住宅性能表示制度」に基づく耐震性を示す指標になってます。

皆様が建てた家で住み続けられること、家族の命が守られること、それを考えるなら「耐震等級3」以外はあり得ない。

もちろん初期費用は耐震等級1よりもコストは掛かります。

しかし、家族の命を守り、住み続けることを考えると、必要なコストだと思います。

 

そして耐震等級3を取得する上で、構造計算が必要になりますが、「許容応力度計算」ですることをおすすめいたします。

計算方法で強度のランクが違います。

一番に考えることは、「住み続けるために、命を守るために、どういった家を建てる」という事です。

 

 

家が倒壊しても住宅ローンは残ります。

地震保険に入っていても、火災保険の保険金額の半額しか保証されません。

(ちなみに地震で起こった火災は火災保険では補償されません。)

再度建て直すというのは、非常に厳しくなると思います。

家づくりのお金は月々のローンの支払いだけではありません。

建ててからどうなるかもしっかり検討して、どんな家を建てるべきか、検討してください。

 

↓熊本地震における木造住宅の建築時期別の損傷比率を見ると、よくわかると思います。

 

Matsui

書いた人

Matsui

家づくりアドバイザー
FPの資格を生かした資金計画のアドバイスが得意
プライベートでは成人した娘と息子を持つ母

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