「住宅貧乏」って??
先日、和歌山の会社の人に中途採用の現場監督に勘違いされた新入社員の徳田です。
老け顔なのか同期に初めて会った時も27歳くらいに思われていました。
本日のテーマなのですが、「住宅貧乏」です。
住宅貧乏??って初めて聞く人もいるかと思います。
松尾設計室の松尾さんが書かれた『ホントは安いエコハウス』という本を勉強のために読んでいるのですが、そこで
住宅貧乏という言葉を初めて知りました。
調べてみると、家を建てる「イニシャルコスト」ことだけに目を向けており、その後の光熱費や管理費
「ランニングコスト」により家計が圧迫され、暮らしのゆとりがない人のことを指すそうです。
大抵の人は初めにかかるお金にだけ目がいくと思います。実際僕の家も住宅貧乏の分類に入っていると思います。
僕の親は一戸建てより安いという理由でマンションを購入したのですが、ここ数年ずっと一戸建てを買っとけばよかった僕に言ってきます。
当然だと思いますが、マンションのイニシャルコストは一戸建てよりも断然安いです。
土地代もかからなければ間取りが決まっているので人件費などのコストが抑えられる。
しかし、イニシャルコストが安くてもそのほかに色々な費用がかかることを知りました。
1つ目は水道光熱費です。
水道光熱費は毎月かかってくるコストで一番有名なものだと思います。
マンションや建売の戸建ては光熱費まで考慮して建築しているところは極めて少ないと思います。
ARCHの場合は日射取得・遮蔽まで考えて設計されているので光熱費が平均より安いです。
実際にARCHのオーナー様のデータを見せてもらうのですが、僕の家と比べて月5000円くらい安いです。
しかも、年中通して快適に過ごせる。まさに一石二鳥のような家だと思います。
2つ目は駐車場代や管理費です。
ここに目を向けながら住宅を選ぶ人は少ないと思います。
僕の家は駐車場代と管理費で毎月4~5万円くらいかかっています。年間で60万円近くかかっていることになります。
この費用が掛からないだけでも家計的にかなり楽になると思います。
60万円も浮いてきたら、旅行にもいけますし、少し高い食事にも行くことができます。
イニシャルコストも大切だと思いますが、ランニングコストなどの表では見えないコストも含めた
トータルコストで考えることが大切です。
安いものを何度も買うより、少し高いものを大切に長く使う方が経済的にも環境的にも良いと思いますし、愛着も湧いてきます。
家だけでなく身の周りのモノでも同じことが言えます。
僕も財布は長い間使うと思ったので自分への成人祝いに奮発して高いのを買いました。w
最後まで読んでくださりありがとうございます。
この記事を見てくださった方の家づくりの参考になればいいなと思います。