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東北の震災を受けて


 
こんにちは。アドバイザーの梅村です。
 
先日、また東北で大きな地震がありました。
津波は今回無かったものの、余震がすごく心配です。
私の親戚や、友人・知人で関東に住んでいる方も多いので凄く心配です。
何か自分にできる事があれば、やっていきたいと思っています。
 
今回の地震で、改めて耐震の事を意識される方はどんどん増えてくるかと思います。
そこで、今回、地域別に耐震意識のランキングを調べてみました。(2020年度)
 
上の写真が、ランキングになります。滋賀県は19位です。
ランキングを見てみると、東海地方が上位を占めていますね。これは、南海トラフに対する意識なのだと思っています。
 
ちなみにこのランキングは、下記の質問に対する都道府県別の回答率をスコア化し、ランキングにしたものです。
 

-------住宅の耐震意識-------

・あなたは「耐震」という言葉を聞いたことがありますか?
・あなたの現在のお住まいは、耐震性能を備えていますか?
・新築住宅であれば耐震性能が高く、大地震でも倒壊などの大きな被害は出ないと思いますか?
・間取りや家の形は耐震性能に大きく影響すると思いますか?
・あなたが住宅建築の際、耐震性能を高められるとしたらいくら位の費用を掛けられると思いますか?
 

-------地震への備え-------

・あなたは大地震に備えて、防災グッズや備蓄の用意はしていますか?
・あなたは地震が来た時の避難経路と避難場所を知っていますか?
・あなたは緊急地震速報が直近で発令した"直後"に地震に対して何らかの行動をすぐにとれましたか?
 
このような質問に対するランキングでした。
ちなみに、現在のお住まいが耐震性能を備えているか?という質問で「はい」と答えた人は全体の31%でした。
正直、半分も無いのが驚きでした。
 
別の質問でも、「現在の住居は地震に強いと思うか?」と言う質問では、「はい」と答えた方は
全体の30%だそうです。これもまた驚きです。
 
最近、新型コロナウイルスの影響を受け、大きな地震が来た後でも自宅での生活を続ける「在宅避難」が注目されているそうです。
在宅避難の意識は高まっているそうですが、こんな調査データを発見しました。
 
・大地震が来た場合、安心・安全に「在宅避難」を行う自信がありますか?と言う質問の回答で、

 
建築基準法で定められている建物の耐震基準はあくまで最低基準であるので、建築基準法を守るだけでは
大地震後の「在宅避難」は困難だと思います。熊本地震の際、耐震等級3の木造住宅でも
在宅避難が可能であったことが分かります。
 
ARCHは許容応力度計算を行い、耐震等級3のお家づくりをしています。
今後こういった事も踏まえて、多くの人が耐震意識を高く持ち、大地震が来ても
安心・安全で在宅避難できるお家を増やしていきたいです。
 
 
 
 
 
 

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