オール電化は冬の停電に備えが必要
停電したら生活がストップしてしまう?!
1月17日は阪神・淡路大震災のあった日。
この時期になるとテレビで当時の様子が窺えますが「こんな真冬に避難生活は大変だっただろうなぁ…」と思います。
防災について考えていたら「オール電化の家って停電になったらどうなるんだろう?」という疑問が浮かんできました。
弊社では、省エネ性・光熱費削減を考えてオール電化をおすすめしています。普段は電気代がお得だけど、停電したら全部ストップしてしまう…。
『停電時になにも使えなくなるというのがオール電化のデメリット』と言われています。
オール電化のほうが光熱費が安く済むのでお勧めですが、防災対策をしっかりしておいてください。
どんな備えをしておけばいいか下記にまとめました。
オール電化の家で備えておくべき防災グッズ
災害への備えとして必要なものは大きく分けて次の3つです。
①照明器具
懐中電灯、電池式のライトを準備しておきましょう。
頭に取り付けられるタイプの物もあると、夜にトイレに行くときなどに便利です。
電池式の場合は、予備の電池も忘れずに!
②暖房用品
停電時は石油ストーブがあるといいと言われますが、高気密住宅では換気が十分に行えないため使用できません。
アナログな方法で寒さ対策できるものを用意しましょう。
もう着なくなった下着や洋服を入れておくと、そのまま捨てたり、雑巾として使えます。
また、体育館などの避難場所では足元の寒さ対策として、厚手の靴下があると重宝します。スリッパも忘れずに。
③調理器具
ガスボンベ式のカセットコンロがあれば、お湯を沸かせます。
お湯を注ぐタイプのインスタント食品を備蓄している方は、カセットコンロの備えをしておいて下さいね。
予備のガスボンベも10~20本くらいあると良いでしょう。(※ガスボンベには使用期限があるため、ローリングストックして使うようにしてください)
あとは調理器具を使わなくても食べられるものを用意しておきましょう。
太陽光パネルがある家は蓄電器を備えましょう
ちなみに、太陽光発電システムを導入したおうちなら、昼間に蓄えたエネルギーで家電を動かすことができます。
光熱費削減や売電だけでなく、災害に備えるという意味でもメリットは大きいと思います。
予算に余裕があれば蓄電システムの導入も検討してください。