なぜ車の燃費は気にするのに家の燃費は気にしないのか
車を買うとき、できるだけ燃費がいい車を選ぶ人が増えています。
インターワイヤード株式会社が調査した「車に何を求めますか?」というアンケートでは、第1位が「燃費の良さ・環境への配慮」でした。
次いで2位は「安全性」、3位は「生活スタイルに合っているかどうか」となっています。
車をステータスに感じる時代が終わり、実用性が重視されるようになったということです。
引用:インターワイヤード株式会社 DIMSDRIVE「車」に関するアンケート
トヨタのアクア&プリウスや日産ノートなど、よく見かけます。
滋賀県では車がないと生活できないので、夫婦1台ずつ車を持っている家庭が多いです。
それなら「せめてガソリン代くらいは節約したい」と考えてのことだと思います。
節約好きの日本人こそ家の燃費を考えるべき
しかし、車を買うときは燃費を気にするのに、家を買うときは「燃費」という概念がすっぽり抜けている方が多いように感じます。
生活するためには「電気代」「ガス代」「メンテナンス代」など、色んなお金がかかります。
電気代を節約するためにスイッチをこまめに消したり、おふろの残り湯を洗濯に利用したり…といったことで健気に節約している人もいると思います。
車で言うと、ガソリンが減らないようにエアコンを我慢したり、5円引きのクーポン券を使うために慌ててスタンドへ行ったり、洗車を我慢したり。
そんなことしなくても、普通に乗っていてガソリン代が掛からない車のほうがいいし、快適に暮らしていても光熱費が掛からない家のほうがいいと思いませんか?
もし、生活費を節約したいのなら「家の燃費」こそ考えるべき項目です。
家の燃費は積もり積もって大きな金額になる
断熱性能が低く、エアコンだけだと足元が冷えるような家は、ストーブやコタツで局所暖房します。
そうすると、電気代だけでなく灯油代もかかってしまい、冬の光熱費が数万円かかることもあります。
当社の家は燃費がいいので、最も光熱費がかかる冬でもエアコンだけで暖房が効き、電気代は15,000~18,000円くらいに収まるご家庭が多いです。
ストーブは必要ないので灯油代はかかりません。
下記は、光熱費が15,000円の場合と30,000円の場合、30年間に支払った金額の比較です。
光熱費だけで540万円の差があります。
光熱費というのは出ていくだけのお金なので、540万円も光熱費に掛かるのは勿体ないと思います。
どうせ払うなら、家を建てるときに540万円を断熱施工に充てれば「30年間ずっと快適に暮らせるうえに光熱費は安い」という一石二鳥の家を手に入れられます。
断熱性能はあとから変えられない
たまに「建てたあとに断熱性能をアップできるのか」という質問が寄せられます。
「○○ホームさんで高断熱と聞いて建てたのに、住んでみたら寒いんです」
「小屋裏エアコンにできますか?」
「廊下も暖かくなるように断熱リフォームできますか?」
断熱改修という形で、リフォームすることが可能ですが、新築のローンもあるのにリフォーム代を上乗せで払うのは厳しい話です。
「新築の時にちゃんと断熱しておけばよかったですね…」としかお答えできないのが現実。
家の断熱性能を簡単にアップできるなら、日本のあちこちで断熱リフォームが行われていると思います。
現実はそうではないので、難しいことがお分かりいただけるかと思います。
家の燃費と断熱性能をセットで検討しよう
車は買い替えできますが、家はそう簡単に変えられません。
建てる前・買う前に、「家の燃費」についてしっかりと検討することをお勧めします。
「HEAT20 G1グレードとG2グレードで、光熱費や建築費はどれくらい違うの?」
「断熱性能を良くするとコストアップするけど、どれくらいの断熱性能があればいいの?」
こんな疑問がある方には、無料相談で詳しくご説明します。
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