現代人の多くが「睡眠障害」や「睡眠習慣の乱れ」といった問題を抱えていることをご存知でしょうか?
夜遅くまでテレビやインターネットができる時代になったため、夜になっても眠くならず、なかなか眠りにつけない人が増えているそうです。眠ったとしても、浅い眠りになってしまい、慢性的な睡眠不足を抱えている人が多いようです。
「寝る子は育つ」という言葉があるように、実は寝ている間に“成長ホルモン”が分泌されます。成長ホルモンは、心と身体の成長に必要です(子供だけでなく大人にも必要)。
成長ホルモンが不足すると、次のような症状が出ます。
【自覚症状】
● 疲れやすい
● 体力がないと思う
● 集中力が続かない
● やる気がない
● すぐ落ち込んでしまう
● 性欲が低下した
【身体に出る症状】
● 皮膚が乾燥している
● 皮膚が薄くなった
● 体毛が薄くなった
● 体脂肪が増加した
● ウエスト/ヒップ比が増加した
● 骨量が低下した
● 筋力が低下した
「このごろ調子が悪いのは年のせいかな…」と思っている方、もしかすると睡眠の質が落ちているかもしれません。
■良質な睡眠を得るためにできること
良質な睡眠の条件は以下の3つです。
これらを意識して、睡眠習慣を見直していきましょう。
①寝つきがよい
②眠りが深い
③すっきり起きられる
【寝室の環境を整える】
▶︎室温は夏25〜26℃、冬22〜23℃、湿度は50〜60%がよいとされています。
▶︎部屋を真っ暗にする。
→まぶたの皮膚は薄く、眠っているときにわずかに目が空いていることもあります。目から光が入ると、脳が「夜ではない」と思い込み、眠りが浅くなってしまいます。寝るときは目から光が入らないようにしましょう。豆電球をつけたままだと目に光が入りやすいため要注意です。
【寝る前の習慣を変える】
▶︎お酒を飲みすぎない
▶︎お腹いっぱいにしない
▶︎カフェインは控える
→消化するときに脳が覚醒するため、寝る前にお腹いっぱいまで食べたり、アルコールを飲み過ぎると眠りが浅くなります。
▶︎激しい運動をしない
▶︎スマホなどのブルーライトを避ける
息が乱れるほどの運動をしてしまうと、脳が活性します。ストレッチやヨガなど、緩やかな呼吸の運動にしましょう。
また、ブルーライトは脳が「朝だ」と勘違いしてしまうのでNGです。夜はブルーライトカットのメガネを活用するのがおすすめです。
■高性能住宅に住んでから眠りの質が良くなったという声も
弊社のオーナー様にお話を聞くと、新居に引っ越してから「朝起きるのが辛くない」「よく眠れる」という感想をいただきます。
おそらく、室温と湿度が快適なので、体が眠りに入りやすい状態になるからだと思われます。
また、眠っている間も「暑くて・寒くて目が覚める」ということがなく、冬でもお部屋が寒くないので布団から出るのがそれほど辛くないようです。
眠りが快適だと、すっきり起きられるので日中の活動効率が上がります。
集中力アップ、体が軽い、ストレスを感じにくいなど、一石二鳥どころか三鳥も四鳥も良いことがあります。
近年では、睡眠に関する本がベストセラーになるなど、注目されています。
なにやら世界のトップアスリートがいま「睡眠」に注目しているとか。
最高のパフォーマンスをするために、睡眠品質向上を掲げているそうです。
興味があれば本も読んでみてください。