冬の洗濯物、どうやって乾かす?
冬の洗濯物はなぜすっきり乾かないのか?
ただ寒いからだけではありません。
そこで、冬の洗濯物について注意したいポイントをご紹介させていただきます!
①曇りの日の外干し
雪も雨も降っていないし、ついつい「外干しようかなぁ〜」なんて思う日もあると思いますが、そんな日は、乾かない可能性の方が大です。
くもりでも風がなければ室内干しをしましょう。
気温の低い冬は、直接当たる太陽の熱で洗濯物自体の温度を上げて乾かす力(水分を蒸発させる力)と、蒸発しかかった湿気を飛ばす「風」の力がとても大事になるので、日が当たらないと蒸発力がぜんぜん足りないのです。
夏なら日陰で乾くようでも、冬は風があれば少し乾くものの、日が足りないとすっきり乾かすことは期待できません。
そのため曇りなら、気温が外より高めな家の中で室内干しすることをオススメします。
②午後の外干し
帰宅してから取り込む洗濯物がじっとりしているのは、取り込み時間の遅さも関係しています。
冬の気温は、晴天でもお昼を過ぎるとどんどん下がり、湿度が上がり始めます。
洗濯干しスペースに日が当たらくなった後も同じ。
すると、ある程度乾いていた洗濯物も逆に少しずつ湿気を吸収し始めます。
日没後に帰宅して洗濯物を触ると洗濯物がしっとり。
それを避けるには、洗濯日和な晴天の日でも、お昼過ぎ、遅くとも15時頃までには洗濯物を取り込みましょう。
家に自分や家族がいる日なら、お昼を過ぎたらまだ少し湿っていても、洗濯物は室内干しに切り替えた方がすっきり乾きます。
帰宅が夕方以降になる場合は、洗濯日和でも室内干しにしておいた方が良いでしょう。
洗濯スペースに日が当たる時間帯をチェックしておくのも良いかと思います。
③使わない部屋の室内干し
室内干しは、使わない部屋で干そうとするのはやめましょう。
使っていない部屋の多くは、使っている部屋に比べて室温が低く、人も通らないので風も起こらず湿度が家の中でも高めな場所になっています。
洗濯物は乾かず、更に結露がおき、カビが発生する可能性が出てきます。
室内干しをするのであれば、暖房を使って気温の上がっている、人がいる部屋にしましょう。
洗濯物が邪魔にはなりますが、エアコンの風が当たる場所に置くと、乾きやすいし、水分を部屋の隅にまで飛ばしてくれるので、洗濯物から蒸発する水分が部屋の加湿に役立ってくれるので、一石二鳥です。
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今回は冬の洗濯干しについてお話させていただきましたが、ARCHでは、新築、リフォームのお客様に季節、天気、時間を気にせずに短時間で洗濯物を乾燥してくれる、ガス衣類乾燥機の『乾太くん』をオススメさせていただいております。
そこで、次回は『乾太くん』についてご紹介させていただきます。
お楽しみに♪