点検口が結露したときの原因と対処法【24時間換気システム】
オーナー様からお問い合わせを頂きましたので、24時間換気システムの点検口に発生する結露についてお答えします。
正しく対処して頂ければ問題ありませんのでご安心ください。
結露する原因は「外気温と室温の温度差」にあります。
結露の発生は、外気温が約5℃くらいまで冷え込んだ日が多いようです。
まず、外壁にある吸気口から冷たい空気が吸い込まれます。
そして、換気システムの機械内部に入ったとき、室内の暖かい空気とぶつかります。
ここで結露が発生します。
対処法としましては下記の2点があげられます。
①気付いたときに拭く
ポタポタと落ちてくるほど濡れているときは水滴を拭いてください。
水滴が多いときはタオルなどを挟んでおいても良いですが、濡れたまま放置せず、結露が治まったら外しましょう。
(放置すると錆びやシミの原因になります)
②24時間換気の運転を止めない
空気が流れることによって少しの結露なら自然に乾燥します。
また、止めてしまうと室内の結露につながるので換気を止めないでください。
下記の場所に点検口があると通常よりも結露しやすくなります。
・脱衣室
・寝室
・キッチン
このような場所は、湿度・室温が高くなりやすいためです。
大雪が降った日など、冬の特に寒い日に結露しやすいです。
もし「水滴の量がかなり多い」「何日経っても止まらない」という場合、結露以外の理由が考えられます。
ARCHのオーナー様はアフターメンテナンス窓口までお問い合わせください。